気仙沼は海の街!三陸の海の玄関とも言われる気仙沼港は、日本屈指の漁港です。
海で働く漁師さんや、漁業関係のお仕事は、私たちにとって身近な存在であり、おいしい魚を食べられるのも、みなさんのおかげです!
そこで今回は、海で働く漁師気分を味わえたり、気仙沼の漁業や歴史を知ることができる施設をご紹介したいと思います。
気仙沼を訪れた方々にも、見学したり、体験しながら、楽しく港町の文化を知ってもらえたら嬉しいです。
1.気仙沼市魚市場・水産情報等発信施設
気仙沼市魚市場の建物内にオープンした施設「水産情報等発信施設」です。ここには、漁業にまつわるユニークな展示がたくさんあります。
操業風景や、水揚げの様子などを紹介した「海と生きるシアター」。漁師さん目線の迫力たっぷりの映像も。
こちらは、魚市場で使用されている電動フォークリフト。これをスイスイ動かしている姿はかっこいいですよね。
操舵室や、船室を再現した展示ゾーンは、まるで漁師さん気分になれます。
気仙沼はメカジキの水揚げが日本一なんです! こんなふうに、写真撮影にぴったりの場所もいくつかあります。
大人も子供も、楽しみながら漁業を学び、気仙沼文化に親しむことができます。
朝早くからあいているので、朝の活発な港の雰囲気を味わいながら見学するのもいいですね。
- スポット名
- 気仙沼市魚市場・水産情報等発信施設
- 所在地
- 宮城県気仙沼市魚市場前8-25 気仙沼市魚市場C棟2階ホール内
- 営業時間
- 6:30~17:00
- 定休日
- 年末年始
- お問い合わせ先
- 0226-22-7119(気仙沼市産業部水産課)
- 料金
- 無料
- 駐車場情報
- 普通車 25台
2.シャークミュージアム
サメの水揚げ日本一を誇る気仙沼にある、日本で唯一のサメの博物館が「シャークミュージアム」です。気仙沼魚市場のすぐ隣、「海の市」の2階にあり、サメの生態を深く知ることのできる体感型ミュージアムです。
※写真撮影は可能ですが、動画撮影は禁止です。
ホホジロザメのリアルオブジェは迫力満点。歯は本物が使われています!
こんなにたくさんの種類のサメがいるんです。知ってましたか?
ダイブトークシアターの入り口もサメの口になってます。
あまり知られていないサメの生態について、詳しく知ることができます。全国のサメ好きのみなさんはぜひ!
また、東日本大震災を乗り越え奮闘する地元の人々の姿を描くアーカイブ展示もあります。ぜひ、気仙沼の海と人とのつながりを感じてみてください。
- スポット名
- シャークミュージアム
- 所在地
- 気仙沼市魚市場前7-13海の市
- 営業時間
- 5月~9月 9:00~18:00(最終受付:17:00)
10月~4月 9:00~17:00(最終受付:16:30) - 定休日
- 不定休(7月~12月は無休)
- お問い合わせ先
- 0226-24-5755
- 料金
- 大人(中学生以上)500円,小学生200円 未就学児無料
※氷の水族館との共通券あり
3.リアス・アーク美術館
気仙沼市街地から車で15分ほどの位置にある「リアス・アーク美術館」は、主に東北・北海道の美術作品を紹介するとともに、地域の歴史・民俗資料を常設展示する博物館を兼ねています。
中でも「方舟(はこぶね)日記」と題した歴史・民俗資料常設展は、気仙沼の文化や民族の歴史を知ることができる貴重な施設です。
※普段は撮影禁止ですが、今回は特別に許可をいただいて撮影しております。
昔の使われていたイケスカゴ。獲った魚(イワシなど)をこの中に1週間ほど入れ「イケシメ」という状態にしたそうです。
牡蠣養殖の模型。海の中はこんな感じ!1台のイカダには150〜200本ほどの縄が吊られています。
一つ一つの道具が、イラストや文章で丁寧に解説されています。
長く気仙沼に住んでいる人や、家族が漁業に携わっている人にとっては、馴染みのある道具や文化であっても、若い世代や外から来た人には新鮮に感じるのではないでしょうか。
そのほか、常設展示として「東日本大震災の記録と津波の災害史」、収蔵美術作品展示があります。企画展示については事前にご確認ください。
- スポット名
- リアス・アーク美術館
- 所在地
- 宮城県気仙沼市赤岩牧沢138-5
- 開館時間
- 9:30~17:00 ※最終入館は16:30まで
- 休館日
- 毎週月・火曜日
祝日の翌日(土・日を除く)
年末年始及びメンテナンス休館(平成30年度=12月28日~1月18日) - お問合せ先
- 0226-24-1611(リアス・アーク美術館)
- 料金
- ■常設展
一般:500円
大学・専門:400円
高校生:300円
小・中学生:150円
乳幼児:無料団体料金(20名以上)
一般:400円
大学・専門:300円
高校生:200円
小・中学生:100円
乳幼児:無料
■企画展
展覧会ごとに設定 - 駐車場情報
- 50台
- ホームページ
- リアス・アーク美術館
気仙沼と切っても切り離せない漁業。知るほどに、街の楽しみ方も変わってきます。楽しみながら、ぜひこの街の歴史や文化に触れてみてください。
そのほか、気仙沼にはこんな漁師さんの専門店もあります!
「漁師のコンビニ」と呼ばれる漁業専門店「酒のサイシン魚市場前店」
漁師さんが船に仕込むような日用品、生活用品のほか、漁業関連商品を幅広く販売しています。お土産のイチオシは「ギョサン(漁業者用サンダル)」や、漁師愛用の派手なモンペです。一般の方もお買い物できます。
漁業に欠かせない道具「漁具」の専門店「アサヤ」
漁業資材を販売している会社で、漁業資材倉庫を見学できる「ちょいのぞき気仙沼」のプログラムも開催しています。漁具を通して、なかなか見ることのできない、漁師さんの仕事の様子を垣間見ることができますよ。見学は一般の方もお申し込みできます。詳しくはこちらから。
漁師さん、カッパ・長靴・手袋などを扱う専門店「中秀商店」
店内には、カラフルなカッパや長靴など、漁師さんに欠かせない専門服がずらり。様々なサイズを用意しています。防風、防水素材、プロ仕様のアイテムが揃っています。一般の方もお買い物できます。
最新の情報については各問い合わせ先にお問い合わせください。