気仙沼大島大橋の完成や、2021年朝の連続テレビ小説の舞台となることが決定し、注目が高まっている気仙沼大島。気仙沼の中心部から「大島ウェルカムターミナル」と、集客施設「野杜海(のどか)」までは車で15分ほどで行くことができます。海に囲まれた大島まで、ドライブがてら足を伸ばしてみると、自然豊かな島の魅力を感じられる場所に出会えますよ。
今回は「島カフェ」ならではの、のんびりした雰囲気を味わえるお店をご紹介します!
〈目次〉
1.小さな喫茶店でクリームソーダを。「うつわと喫茶 Nagame」
2.特産のゆずを使った手作りスイーツ「KISSAKO 風カフェ」
3.地元料理とスイーツが楽しめる「キッチン*花Fe HATOBA」
小さな喫茶店でクリームソーダを。「うつわと喫茶 nagame」
大島大橋を車で渡って、島内を少し走ると、民家をリノベーションした小さなカフェがあります。それが、2019年9月にオープンした「うつわと喫茶 nagame」です。レンタルギャラリーも兼ねた店内には、もともとアンティークや古着が好きな店主が、少しずつ集めてきたという家具や古道具が並び、居心地の良い雰囲気に包まれています。
ここにきたらぜひ頼みたいのが、色あざやかなメロンとレモンのクリームソーダ。これぞ「喫茶店」というような、懐かしくて可愛らしいビジュアルは、いくつになっても心がワクワクする飲み物です。
また、チキンスパイスカレーやガパオライスなどのフードメニュー、クリームブリュレや、キャロットケーキなどのデザートメニューもあり、レンタルギャラリーの展示をゆったり眺めながら、ランチやカフェを楽しむことができますよ。
店内には、カフェで使っている器のほか、国内外からセレクトされた器や食器、雑貨、またオリジナルのクリームソーダや動物が描かれたポストカードも並んでおり、ここへ来た記念にお土産として購入するのもおすすめです。
- 店名
- うつわと喫茶 nagame
- 電話
- 0226-29-6702
- 営業時間
- 11:00〜17:00(l.o16:30)
- 定休日
- 火曜日、水曜日(不定休あり)
- 住所
- 宮城県気仙沼市要害23−2
地元の料理と手作りスイーツが楽しめる「キッチン*花Fe HATOBA」
地元食材をたっぷり使った食事とカフェメニューを提供する「キッチン*花Fe HATOBA」。静かで落ち着いた雰囲気の店内には、カウンター席とテーブル席があり、ゆっくりとした時間が過ごせます。旬の大島の食材が光る、人気の「HATOBAセット」は、夏にはウニ、秋には松茸、冬にはアワビが入った茶碗蒸しが並ぶこともあるそう。気負ったメニューではなく、地元の人たちが食べているような郷土料理として、大島の自然の恵みを味わうことができます。
大島特産の椿油や、ブルーベリーを使った料理やスイーツは「食べるのが好きで、食べてもらうのも好き」という店主の手作りのもの。
取材時には、冷やしぜんざいと抹茶の「和セット」を注文、ぜんざいの優しい甘さに思わず笑顔になりました。お抹茶は、このカフェのある「野杜海(のどか)」と同じ名前の「のどか」という京都の銘柄を使っているそうです。
静かな海を眺めながら、優しい手作りの味を楽しむと、身も心も穏やかなカフェタイムが過ごせますよ。
- 店名
- キッチン*花Fe HATOBA
- 電話
- ——
- 営業時間
- 10:00〜18:00
- 定休日
- 水曜日
- 住所
- 宮城県気仙沼市浦の浜 「野杜海」
いかがでしたか? 島のゆったりとした雰囲気を味わえる「島カフェ」。旅やお出かけの目的地として、また、ちょっと一休みをしたいときに、大島までぜひ足を運んでみてください。
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