~スナック探検隊隊長ナルが行く!~【駅近編】

初めてでも安心!夜の気仙沼・スナック特集♪

おすすめ 2020/03/20

気仙沼の夜を楽しむなら、スナック巡りはいかがですか?
港町気仙沼には、スナックも結構多いんです。知らないと入店しずらい「スナック」ですが、人と人とのコミュニケーションが密接な場所。愛嬌の良いママたちにアレコレ聞いてみると、知る人ぞ知る地元の耳より情報が聞けるかも。
気仙沼市内のスナックを巡る「スナック探検隊」の隊長ナルさんに初めてでも行きやすい、おすすめのスナックを紹介していただきます♪

 

 

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セクシーなママのいる「木蘭」♪

まず始めは木蘭♪ 中国人のママさんが経営しているスナックミニパブです。

他の女性も中国の方やフィリピンなど多国籍の方でお店を盛り上げています。
大体ママを含めて 3人くらいでいることが多いです。

平日の夜でも遅い時間にはお客さんがいっぱいになることも多く、人気のあるお店!
カラオケ歌い放題、お酒も飲み放題のセット料金で90分3000円なので、会計は安心して楽しむことができます。

そして、スナックの必須アイテムのカラオケ!木蘭ではお願いすればデュエットもしてくれるそう。店内は広く、真ん中に空いているスペースもあるので、人のカラオケに合わせてチークダンスで盛り上がる場面もちらほら。

お店は12年ほどで、近辺のスナック界隈では歴史は浅い方だけど、ママやスタッフの子が日本に来ることになったストーリーはそれぞれ結構深い話があって、思わず聞き入ってしまいました。

そして、木蘭の魅力の一つは、とっても明るくて優しくてセクシーなママ。ナイスバディをより一層光らせてくれるチャイナドレスで接客してくれます。ただこっそり聞いた話では、常連客だけの時は着替えないことも多いらしいとか…。

僕はいつもハイボールを飲んでますが、コップの中身が半分になった時点で綺麗に注いでくれるので、グイグイ進んじゃいます。
90分もすれば流暢な滑舌はどこへやら。無限に出てくるお酒と接客で、気づけば身も心もノックアウトです。

店名
木蘭
営業時間
19:00〜24:00
定休日
不定休(基本はお休みないそうです)
住所
宮城県気仙沼市古町3‐1‐1
電話
0226-22-1636

話題豊富で聞き上手なママの「スナック友禅」


駅前の通り沿いで車からも看板が見えるスナック友禅。
飲食経験もないママが気仙沼に引っ越してきて一人で始めたスナック。今年で25周年になります。

店内には素敵な油絵が飾られていますが、全てママの実のお姉さんが描いたものだそう。本当に素敵な絵で店の雰囲気にもマッチしています。
お店の経験がないにも関わらず、内装もママが一から考えたということで、すごい!の一言につきます。

ボトルが置いてある棚も頑丈で、地震があった時も1本も割れなかったそうで、ボトルキープしていたお客さんたちがみんなびっくりしたそう。

お店の名前の由来を聞いたところ、ママの父親の出身でもある石川の加賀友禅が有名でなじみがあったため、お店の名前にしたということ。また当時、店名に「ん」がつくお店は縁起が良いとされていたこともあり、友禅という名前に決めたそうです。

友禅の魅力もやはりママ!もうどこのスナックも魅力はやっぱりママですね!
25年、ずっと一人でお店を守ってきたママの話しのスキルはとにかく素晴らしい。
どんな話題でもにこやかに返してくれます。
幼少期から転勤族で全国も転々としていたため、土地の話題も豊富。そんなママに話を聞いてもらいたくて、近所の方がよく通ってくれているそうです。

店の奥にあるカラオケの機械の方に目を向けると、ものすごい美人の白黒写真が!
思わず「え、これママの若い頃!?ものすごい美人じゃないですか!!」と言ったところ、
「あら、知らないの?それ若い頃の吉永小百合さんよ」
吉永小百合さんの写真がなぜ飾ってあるのかは謎でしたが、とにかくその美しさにお酒が進むばかりでした。これもママの作戦でしょうか?

気遣いもお話も上手なママとゆっくり話したい方はカウンターがオススメ!また、しっぽり飲みに来たいです。

店名
友禅
営業時間
19:00〜24:00
定休日
日曜日
住所
宮城県気仙沼市古町3‐1‐1
電話
0226-22-4226

歌唱力抜群。ノリの良いママの「ブーケ」

こちらもノリの良いママが一人でやっているスナックで、店内はなんだかアットホームな雰囲気。この日も家族連れがカウンターを賑わせていました。

まるで高級絨毯のような壁の素材が、ふわふわ~っと落ち着く空間を演出してくれています。酔ってるといつまでも触っていたくなる…。

震災前は8年ほど別の地区でお店をやっていたけど、震災後今の場所へ移転、2011年の10月に再オープンし、今年で合計18年目と、最近まわったスナックの中ではまだ日が浅い方かもしれないですが、それでもママの存在感はバッチリ。

店名の由来は、昔やっていた衣料品のお店の名前が「サンブーケ」。夜営業のお店に転向したため、お日様のサンを取って「ブーケ」にしたそう。小洒落たネーミングセンスです。
壁に掛けられた額には「あなたの胸に心にブーケを咲かせたい」と!
ママ~!咲かせてください!

そして、お通しはママ特製!この日は、大根とメカを煮込んだものやメカブ茎の佃煮。ほっとする気仙沼のおふくろの味です。

レトロな店内でおふくろの味を味わっていたら、なんだかいい感じのBGMが欲しくてママにカラオケリクエスト。ママの選曲は演歌!知らない歌だ~と思って聞き始めましたが、その歌声とお店の雰囲気があって心地よく、これぞ昭和スナックよね~としみじみしちゃいました!

演歌の歌唱力抜群で、きわどいトークにも愛想よく付き合ってくれるママにまた会いに行きたくなりますよ。

店名
スナックブーケ
営業時間
19:00~24:00
定休日
日曜日
住所
宮城県気仙沼市三日町1‐2‐29
電話
0226-24-8158

今回は、気仙沼駅から徒歩でも行ける駅近のスナック3軒を紹介させていただきました。
市内には魅力的なスナックが他にもたくさん!また紹介させて頂きますね♪

最後はいつも上機嫌に♪