7/16(金)~8/1(日)

帰ってきたランドセル展

遠足プロジェクト・遠足プロジェクトアジアとは東日本大震災時に支援物資として贈られながら未使用となったランドセルを、アーティスト武谷大介と美術教師だった梶原千恵が譲り受けたことではじまったアートプロジェクトです。被災地へランドセルを贈った人たちの想いを何らかの形で残したいと賛同した、国内外のアーティストによって「ランドセルアート」は生まれました。

あれから約10年の間に、ランドセルアートは海を渡り、カナダ、シンガポール、インドネシア、フィリピン…、これまで国内20都市、カナダ3都市、東南アジア9都市を巡回し、多様な文化的背景のもとに多くの参加者と170点もの作品がつくられました。

みなさんにとってランドセルに象徴されるものとは何でしょう?このプロジェクトをとおして、大人が背負うランドセルは、ほのぼのとした笑顔をもたらし、子ども時代の記憶を呼び起こすかもしれません。これから小学生になる小さな子どもたちにはワクワクするような期待感をもたらすかもしれません。

「ランドセルアート」は触ったり、背負ったりすることができます。一つ一つの作品には仕掛けがあり、ゲームのように遊ぶことができる作品もあります。ランドセルアートを背負ってまちを歩けば、被災経験のあるなしに関わらず、世代を超えた語り合いが生まれます。

「帰ってきたランドセル展」は、2012年9月以来、気仙沼では2度目の開催となります。震災から10年という時間を見つめるユニークな体験として、ぜひお誘いあわせてご覧ください。

会期
7月16日(金)~8月1日(日)9:30~17:00(最終日15:00まで)
会場
リアス・アーク美術館コモンホール、気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ(PIER7)
入場
無料
お問い合わせ先
遠足プロジェクト実行委員会
武谷 daisuketakeya@gmail.com、080-6535-3615
主催
遠足プロジェクト実行委員会
協力
リアス・アーク美術館、気仙沼地域開発株式会社
後援
気仙沼市、気仙沼市教育委員会
助成
公益財団法人 福武財団

*主催者プロフィール
武谷大介/Daisuke Takeya
遠足プロジェクト共同代表&遠足プロジェクトアジア代表。カナダのトロント市と石巻市を拠点に活動するアーティストであり、インデペンデントキュレーター。現代社会の妥当性を検証するプロセスを通じて、その隠された二面性を作品として表現。レスポンディング国際パフォーマンスアートフェスティバル代表。

梶原千恵/Chie Kajiwara
遠足プロジェクト共同代表。九州大学芸術工学府博士後期課程在学中。アーツ前橋、九州大学ソーシャルアートラボでのアートマネジメント経験を経て、現在は女川町を拠点にアートプロジェクトを企画・運営している。

斉藤道有/Michiari Saito
美術家・(一社)東北ツリーハウス観光協会代表理事・(一社)気仙沼地域戦略理事。2012年9月に遠足プロジェクトの作品制作や企画に参加。気仙沼で開催される「帰ってきたランドセル展」の企画コーデネートを務める。

遠足プロジェクト参加アーティスト:
淺井裕介、稲垣智子、遠藤一郎、開発好明、勝正光、上條暁隆、北川貴好、パルコキノシタ、幸田千依、鴻池朋子、コタケマン、阪田清子、さとうりさ、斉藤道有、坂本泉、嶋田美子、タノタイガ、谷山恭子、津田道子、椿昇、中村ケンゴ、新野圭二郎、ニシハラ☆ノリオ、橋本美和子、樋口佳絵、福永敦、増子博子、松蔭浩之、丸山純子、水川千春、水内貴英、ミヤザキケンスケ、村上慧、村上タカシ、渡邊晃一、Aleksandra Rdest、Annie Onyi Cheung、Alex McLeod、Atanas
Bozdarov、Brett Despotovich、Camilla Singh、David Trautrimas、Dean Baldwin、Derek Liddington、Diane Borsato、Douglas Walker、Dyan Marie、Emelie Chhangur、Fiona Smyth、Geoffrey Pugen、Hanna Hur、Jenn E Norton、Jérôme Havre、John McMinn + Melana Janzen、Jon Sasaki、Josh Thorpe、Juliana Pivato、Katie Bethune-Leamen、Krystle Tabujara、Marc Ngui + Magda Wojtyra, aka Happy Sleepy、Michael Toke、Miles Collyer、Scott Rogers、Selena Lee、Shannon Cochrane、smfoundation (Shinobu Akimoto & Matthew Evans)、Tanya Read、Tibi Tibi Neuspiel、The Doodlers(students from University of Waterloo School of Architecture)、Tom Ngo、XXX Collective

遠足プロジェクトアジア参加アーティスト:
Adeleine Daysor、Ahmad Abu Bakar、Alma Quinto、Amir Amin、Andy Yang、Angela Chong、Anggun Priambodo、Anjo Bolarda、Aze Ong、Azmyl Yunor、Buku Jalanan、Candy Tong、Chulayarnnon Siriphol、Chumpon Apisuk、Dagrún Aðalsteinsdóttir、Daisuke Takeya、Daniela Beltrani、David Chan、Dominique Baron-Bonarjee、Eakchayong、Pornkajornkijkul、Eats, Shoots & Roots、Erzan Adam、Eugene Soh、Ezzam Rahman、Fatin Roslin、Hannah Quinlivan、Hasnoor Hussain、Hokuto Narikiyo、Hung Keung、Irene Saputra、Irwan Ahmett、Jason Domling、Jeffrey Lim、Jhoan Tioan Medrano、Jing X. Hu Jittima Pholsawek、Joshua Yang、Justin Lee、Kamal Sallehuddin、Khin Thethtar Latt@Nora、KL Public Art Map、THE KLSKETCHNATION | Hakym Ahmad、Kokaung Myatthu、Kray Chen、Lee Anantawat、Marienne Yang、Mark Salvatus、Mervy C. Pueblo Michael Loke、Moe Myat + Ito (Matter Collective)、Movana Chen、Nadia Oh Sueh Peng、Natasha Gabriella Tontey、Nicola Anthony、Noell EL Farol、Paribartana Mohanty、Pasangan Baru、Paul Albert R. Quiaño、Paul Lincoln、Popek-popek、Riko、Ruangsak、Anuwatwimon、RURU Kids and Gelar Agryano Soemantri、Ryf Zaini、Sam Stocker、Sara Tse、Sareena Sattapon、Sarita Ibnoe、Simon Ng、Sophia Natasha Wei、Stellah Lim、Sunar Sugiyou、Susanna
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