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【お家で気仙沼!】メカジキ編 2-2

メカジキのどの部位? 「カマ」「ハラ」「背」

食べる 2019/12/16

2.メカジキのどの部位? 「カマ」「ハラ」「背」

今回はメカジキの「カマ」「ハラブロック」「背ブロック」の部位が味わえるお店へ行ってまいりました!と、その前に、それぞれの部位の特徴について少しふれてみたいと思います。

まずは「カマ」。これはメカジキの頭と胴体の付け根部分にあたる希少な部位。皮下にはコラーゲンがギュッ!プルプルでふっくら柔らかな食感の一面もありながら、しっかりとした歯ごたえも感じることができるのが特徴です。煮付けや照り焼き、唐揚げなどしっかり火を通す調理に向いています。


↑写真はマグロ専門店カネマさんで販売しているカマ。調理しやすいよう、あらかじめカットされています。希少な部位でありながらお手頃価格で手に入り、さらに調理もしやすく味もよしとあって地元民にも人気なのだとか!

次に「ハラ・背ブロック」はその名の通り、メカジキのお腹の部分と背中の部分です。ハラ部分は上質な脂をたっぷりと含んだ部位で、贅沢な味わいが特徴。そのため、素材の味をストレートに味わうお刺身や、サッと湯通しするだけのしゃぶしゃぶなどもオススメな食べ方だそう。背の部分はしっかりとした歯ごたえと肉厚な食感が特徴です。ステーキや香草焼きなど、その肉感を楽しむ食べ方もマッチします。

↓写真はハラの部分。見てください、この切り身の状態でも見てすぐ分かる脂の贅沢なノリ。

↓こちらの写真は背の部位。ハラの部分とはまた違う肉厚感がありますね。

部位ごとに食感や味・香りが絶妙に異なり、それぞれの魅力が詰まっていますね!

ちなみに、このハラと背の部分。「身の年輪」と呼ばれる、木の年輪のように筋のような模様が見えます。年輪は切り方によって入り方が変わるため、「どのように切ったらより良いか」を工夫しながら行なっているそう。職人さんの経験と腕ですね。

次へ >>> 3.現地で食べられる 「おいしいお店」

contents

1.知りたい! 「気仙沼のメカジキが食卓に届くまで」

2.メカジキのどの部位? 「カマ」「ハラ」「背」

3.現地で食べられる 「おいしいお店」

4.メカジキレシピ 「背ブロック・カマで1品作ってみました! 」

5.お店で、お家で絶品食材を味わう 「現地で食べられる&購入できるスポット」