この冬におすすめしたいのが気仙沼の「食」の旅。歴史や文化に触れ、街並みを楽しみながら、美味しい冬グルメを味わうモデルコースを紹介します。
モデルコースを案内してくれるのは…
今回モデルコースを歩いてくださったのは、気仙沼在住のイラストレーター山本重也さんと朋子さんご夫妻。雑誌や広告にイラストを提供する傍ら、気仙沼を日々描いた「日常茶飯絵」をSNSで更新中です。
山本さんが描いた風景とともに、ご紹介していきます。
気仙沼の「食文化」を知る リアス・アーク美術館
気仙沼の中心部から車で15分ほどの位置にある「リアス・アーク美術館」。東北・北海道の作家による芸術作品の展示を中心に、東日本大震災を伝える展示と「食」を中心にした地域の歴史文化の展示の常設展があります。「方舟」をイメージした特徴的な建物は、建築物としても魅力的で、周辺の散策も楽しめます。
こちらが常設展の「方舟日記-海と山を生きるリアスなくらし-」。リアス海岸と漁業文化が根付いた気仙沼のくらしが見えてきます。
昼も夜も、散歩コースにぴったり 神明崎(浮見堂)
ドラマのロケ地としても人気の「神明崎」エリアは、散歩コースにぴったり。この場所のシンボルのカツオを持った「3代目恵比寿像」が航海安全と大漁を祈願します。
海上に作られた赤い遊歩道からは、停泊中の漁船が並ぶ気仙沼の内湾の風景が見られます。
遊歩道の上の丘には歴史ある五十鈴神社があります。夜もライトアップされているので、夜散歩も楽しめます。
2024のお正月まで、週末限定でオープンしている「五十鈴茶房」は、神社の社務所をリノベーションしたカフェ。五十鈴神社のシンボル、恵比寿様の焼き印が入った「恵比寿どら焼き」でお参りのあとの一息をつくのもおすすめ。窓からは一望できます。
ランチは手軽に海鮮丼で
ランチにおすすめなのが、旬の魚で季節を感じられる海鮮丼。冬におすすめのメカジキを生でいただけるのも嬉しいところ。
コチラの海鮮丼特集で気になるお店をチェックしてみてください。
海に停泊する船を眺めながらのんびり 商業施設「ないわん」
「ないわん」の各施設をつなぐウッドデッキで、海からの爽やかな風を受けながらひと休み。
今だけの冬の味覚と地酒を味わう
この時期おすすめの冬グルメは牡蠣やメカジキ。地酒とのペアリングで味わえるのは大人の特権!
朝の空気の清冽さは冬の景色の一つ! 魚市場付近
条件が重なると海と陸の極端な温度差によって生まれる、気仙沼の冬の風物詩「気嵐(けあらし)」は、運が良いと見られることも。
冬を告げる幻想的な景色「気仙沼気嵐」とは? 詳しくはこちらをご覧ください。
気仙沼の顔とも言える魚市場はガイド付きで見学ツアーを不定期開催しています。
秋冬の体験プログラムはコチラからご覧ください。
複合施設「海の市」や「道の駅」でお買い物。
地元産品や、地酒、お菓子、鮮魚など。地方発送も可能です。
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