登米×気仙沼

個性派揃いの「道の駅」

おすすめ 2021/08/24

おかえりモネの舞台 山の町・登米市と、海の町・気仙沼。
それぞれの町の魅力を、様々な角度からご紹介していきます。
第1回のテーマは「道の駅」。市内に5つ(!)の道の駅を擁する登米市、対する気仙沼市内の道の駅は1つ…!
それぞれのおすすめポイントを、各市の観光に携わる担当者からお聞きしたいと思います。

まずは登米市!

登米市の魅力を伝える担当、丹菊龍也です。
今回は、「道の駅」についてご紹介します。登米市には、なんと5つの道の駅があります。宮城県内では1番の数なんです!全国でも、こんなに多くの道の駅が集まっている市町村は珍しいんですよ。さっそく、自慢の道の駅をご紹介します。

県内最多!登米には道の駅が5つ!

1.道の駅「津山」もくもくランド


皆さんは杉矢羽模様をご存じでしょうか?矢に矧ぐ鳥の羽根というように、スギ材の白い箇所と赤い箇所が交互に並び、綺麗な模様となる日本の伝統模様を木で表現したものです。矢羽模様の板を作るまでに、職人さんが様々な工程を踏み、手間をかけて出来上がった矢羽模様の板を、商品に合わせてカット・加工して、矢羽木工芸品が出来上がります。
その木工芸品を作成しているのが、ここ登米市津山町です!町の8割を山林が占める地域で、地元産材「津山杉」を活用した「木工芸の里」として知られています。

そして、出来上がった美しい木工芸品を販売しているのが、道の駅津山~もくもくランド~です!


木のお城のようなユニークなデザインで、私たちを迎え入れてくれます♪
木工品が展示販売されているもくもくハウスをはじめ、新鮮な農林作物が購入できる産直ときめき野菜、地元食材を使った、メニュー豊富な食事処「木里口」などがあります。

敷地内に農村公園もあり、親子連れに人気の大型木製遊具もあります。
令和元年10月に起きた台風19号の水害に遭い、仮店舗として営業しておりますが、令和3年5月より災害復旧工事が始まりました。是非、道の駅津山で木の温もりに包まれてください。

所在地
登米市津山町横山細屋26−1
営業時間
9:00~17:00
定休日
12/30~1/1
電話番号
0225-69-2341(もくもくハウス)/0225-69-2181(木里口)/0225-69-2144(産直)
WEB
http://moku2land.com
2.道の駅「米山」ふるさとセンターY・Y


宮城県内で7番目にオープンした道の駅米山(よねやま)。
な、な、なんと!土俵があります!!
ここ登米市米山町は、第3代横綱丸山権太左衛門の出身地です。横綱丸山の功績を称えようと、同町出身の彫刻家、海野健治さんが丸山の銅像を制作し、平成10年に道の駅のオープンと同時に披露されました。以降、道の駅の入口で、訪れる人たちを威風堂々と出迎えてくれています。

そんな所縁があり、米山町相撲協会が主導して、手作りの土俵を作られたそうです。米山から力士を目指す若き背中が、この場所で大きくなっていきます。
お相撲だけではありません!


毎年4月~5月頃には、道の駅米山の西側約1haの圃場に、約10万株、60種の色鮮やかなチューリップが美しく咲き誇ります♪チューリップ祭りも開催されます。


直売コーナーでは、登米市で育てられた野菜や果物のほか、特産品のいちごや肉、生花など、幅広い商品が並んでいます。
併設のレストランでは、地場産品を使った豊富なメニューで、来る人を喜ばせています。
ちなみに、私のおすすめは…登米風土とカレーの掛け合いを楽しめる「横綱スープカレー」です!!
さらに!ソフトクリームも販売しております。しかも、工房が併設されています!ソフトクリームの味にもこだわり、地元産の食材(いちごにパッションフルーツ、とうもろこしまで!)を使っています。
さらに!!事前予約制でパン・クッキー作り体験、そば打ち体験などが、ここ道の駅で出来ます!
登米市へお越しの際は、是非お立ち愛を!!!

所在地
登米市米山町西野字新遠田67
営業時間
4~10月/9:00~18:30(18:00までの短縮営業中)、11~3月/9:00~18:00
定休日
12/31~1/3
電話番号
0220-55-2747
3.道の駅「三滝堂」


平成29年4月に三陸自動車道「三滝堂」ICにオープンした道の駅。登米ブランドを始めとした特産品や農産物の販売をしています。
24時間営業のコンビニエンスストアや、キャンピングカーの車中泊ができるRVパーク、ドッグランを併設してます。

所在地
登米市東和町米谷字福平191−1
営業時間
9:00~19:00
定休日
無休
電話番号
0220-23-7891
WEB
https://mitakido.jp/
3.道の駅「林林館」

地元木材を使用して建てられ、ホッと和ませてくれる空間が広がります。


里山の味を堪能できるレストラン森の茶屋や立食いコーナー、特産品や工芸品の販売コーナー、地元産の新鮮な野菜を販売する産地直売コーナーがあります。

所在地
登米市東和町米川六反33−1
営業時間
9:00~18:00
定休日
本館は火・日曜、12/29~1/3 森の茶屋は年中無休(12/30~1/3は短縮営業)
電話番号
0220-45-1821(林林館)/0220-45-1218(森の茶屋)
WEB
https://mitakido.jp/
道の駅「みなみかた」もっこりの里


地場産品の「もっこりニラ」などの新鮮な野菜はもちろん、サクランボやブルーベリー、モモ、ブドウ、リンゴと1年を通して果物が豊富です。
また、道の駅に併設の工房で作られたお餅が毎日並んでいて、つきたての味わいに舌鼓を打ちます。

所在地
登米市南方町新高石浦150−1
営業時間
9:00~18:00
定休日
12/31~1/3
電話番号
0220-58-3111
対して気仙沼!

気仙沼の小柳です。気仙沼は、2021年春にオープンしたばかりの、道の駅「大谷海岸」があります!
市内唯一の道の駅ですが、目の前に広がる海や三陸道路からのアクセスも良くオススメです。こちらの道の駅「大谷海岸」の自慢ポイントを3つ!ご紹介させてください。

気仙沼の道の駅は、なんといっても海!


気仙沼市内唯一の道の駅「大谷海岸」は、東日本大震災で被災したのち、仮設店舗での営業を経て2021年3月にリニューアルオープンしました。

「オール気仙沼」をテーマに、気仙沼産の食材や物産品が多数並び、気仙沼の魅力を伝える商品を揃えています。

道の駅「大谷海岸」自慢ポイント①海が近い!

なんといっても、目の前が海!
東日本大震災で大きな被害を受けた大谷海岸は、2021年夏、11年ぶりに海水浴場が戻ってきます。
かつては環境省の「快水浴場百選」に選ばれ、震災前は多い年で20万人以上が訪れた大谷海水浴場。
約2kmの海岸線のうち、以前ととぼ同じ、長さ300mの砂浜が遊泳区間となっています。
道の駅から、歩いてすぐにビーチへ行けちゃいます!

道の駅「大谷海岸」自慢ポイント②海を見ながらゆっくりできる

道の駅2階は、海を眺めながらのんびりできるテラス席があります。コーヒーやフカヒレソフト、サメかつバーガーを食べながらゆっくり休憩できます。

道の駅「大谷海岸」自慢ポイント③活魚販売は生け簀で!


目の前の海から、地元漁師さんが水揚げした海産物が並ぶ珍しい産直コーナーがあります。もちろん、どれも新鮮そのもの。こんな風に「海を感じられる道の駅」というのは、なかなかないと思いますよ!

所在地
宮城県気仙沼市本吉町三島9番
営業時間
9:00〜18:00 ・産直市場9:00~18:00 カフェテリア10:00~16:00 ファストフード9:00~16:00
定休日
無休
電話番号
0226-44-3180

いかがでしたか?

道の駅の数では登米の勝ちですが、登米と気仙沼はそれぞれに、山と海の良さ、特徴がありますね!

ぜひ、今回ご紹介した道の駅に足を運んでみて、お気に入りの場所を見つけてみてください!