個性あふれるお店が集結! 楽しさいっぱい

みしおね横丁

トレーラーハウス型の店舗集合型横丁「みしおね横丁」は、気仙沼でもここだけにしかないような個性的なお店が集まった場所です。
場所は、気仙沼の顔とも言える「気仙沼魚市場」のすぐそばで、観光物産施設「海の市」の隣。気仙沼港周辺にはホテルも多く、朝の魚市場見学の後や、お土産を購入後にホッと一息つきたい時、ホテルに帰る前に一杯飲んで帰りたい時など、観光で訪れた方が便利に利用できる場所にあるのも魅力です。

トレーラー型の店舗には、食堂、銭湯、BAR、メキシカン料理、沖縄料理、インドネシア料理、ラーメン店、ムショラ(イスラム教のお祈りをする場所)、があります。そんなこの横丁を一言で説明するのは難しいのですが、あえて言うなら「漁師さん」と「港町の賑わい」がテーマと言える場所かもしれません。

また「みなとでマルシェ」の定期開催や夜にお酒が飲めるイベント、サウナイベントなども多数開催されています。楽しさいっぱいのみしおね横丁、朝も昼も夜も、いつでも足を運んでみてください。

▼みしおね横丁HP
https://www.kesennuma-mishione.com

1.朝から元気に営業!銭湯と漁師直送の食堂
2.気仙沼と関わりの深い インドネシアの料理も食べられる
3.ゆったりとお酒やカフェを楽しめるBAR
4.港町の肉料理はワイルドに!メキシカン料理とテキーラも
5.沖縄料理をランチにも夜にも!
6.上品すっきりな豚骨スープが人気
7.どのお店に入るか迷ったら、出前で!
≫≫≫ MAP

朝から元気に営業!銭湯と漁師直送の食堂
▲「鶴亀の湯」男湯の湯船の上には神棚も!

この「トレーラーハウス」型店舗の中には、なんと銭湯「鶴亀の湯」があるんです!かつて漁師さんたちの憩いの場として、気仙沼の内湾付近には「亀の湯」という銭湯がありました。

しかし、亀の湯は震災で被災し、その後もしばらく営業を続けていましたが廃業することになってしまいました。そこで立ちあがったのが地元のおかみさんたちです。クラウドファンディングなどで資金を集め、亀の湯の「亀」の文字をもらって「鶴亀の湯」と名付け、新しくオープンしたのがこの銭湯です。

男湯の中には神棚もあり、漁師さんの大漁祈願や航海安全を願う気持ちが感じられます。
漁師さん以外も入浴可能ですので、ぜひどなたでもお入りください。

▲定食に漁師直送のお刺身をプラスして、豪華な朝ごはん。

ここの番台を兼ねて営業している「鶴亀食堂」では、メカジキのカマ煮や、モツ煮、カレー、さらにタイミングが良ければ「漁師さんがお店に直接持ってくる」超新鮮なお刺身がメニューに並ぶこともあるんです。

営業時間は漁師さんに合わせ朝6時(11月~4月は朝7時)から空いているので、早朝に魚市場を見学に来た観光客の方がここで朝ごはんを食べることもできます!

13時までの営業なので、ランチタイムにもぜひどうぞ。

店名
鶴亀の湯(銭湯)、鶴亀食堂
営業時間
7:00〜13:00
※銭湯は、平日原則4名様〜の事前予約制。女湯をご利用の場合は、事前にご連絡ください。
定休日
冬季無休(令和5年12/29〜令和6年1/3は休業)
電話
0226-25-8834

気仙沼と関わりの深い インドネシアの料理も食べられる
▲ナシゴレンはインドネシアの漁船員さんにはホッとする味?

また、市内で初めてとなるインドネシア料理店「Warung mahal(ワルンマハール)」も、このみしおね横丁内にあります。

実は、気仙沼は昔からインドネシアとの関わりが深く、インドネシア人の船員さんがたくさん働いていたり、気仙沼で暮らしている方もたくさんいらっしゃいます。

このお店では、全てのメニューに豚肉を使用せず、ハラル認証の食材を使用しているため、イスラム教の信者が多いインドネシアの方にも嬉しいお店です。メニューには、日本でも人気のあるメニュー「ナシゴレン(インドネシア風チャーハン)」や、「ミーゴレン(インドネシア風焼きそば)」のほか、インドネシアの一品料理やデザートもあります。

そして、お店の向かいにはイスラム教の小さなムショラ(礼拝堂)も。
ムショラがあるのも、気仙沼ではここだけです。

観光や日常生活の中で関わりのある方はあまりいらっしゃらないかもしれませんが、ここにくると、気仙沼がインドネシアの方々に支えられていることを感じられると思います!テリマカシ~!

店名
Warung mahal(インドネシア料理)
営業時間
11:00~14:00
17:00~21:00(L.O. 20:30)
定休日
火曜
電話
050-3573-4248

ゆったりとお酒やカフェを楽しめる

入りやすくて居心地の良いBAR

扉を開けるとトレーラーハウスとは思えない落ち着いた雰囲気が広がるBAR「PRISM(プリズム)」は、初めての方もとても入りやすい雰囲気のお店です。店内はカウンター席とソファー席があり、お一人でも、友達数人とでも楽しめます。

スタンダードカクテルのほか、地元のお酒や材料を使ったオリジナルカクテル、シングルモルト、ワイン、クラフトジン、クラフトビール、ノンアルコールカクテルもあり、バーテンさんが親切に接客してくれますので、メニューに迷ったらおすすめを聞いてみては。

さらにお客さんにとって嬉しいのは、ランチタイムも営業していること。
カレーやナポリタンなど、日によって色々なメニューが食べられ、食後にオリジナルブレンドのコーヒーをいただくこともできます。こちらも、バーテンさんが丁寧にハンドドリップしてくれますよ。(金曜日はランチお休みです)

店名
PRISM(BAR)
営業時間
11:00~14:00 17:00~24:00
定休日
木曜
電話
080-2677-2388

港町の肉料理はワイルドに!

メキシカン料理とテキーラも楽しめます。

▲「お肉食べたい!」の気持ちに応えます。

港町といえば魚料理がメインなのですが、美味しい魚料理の後に食べたくなるのは「お肉料理」じゃありませんか?

スペアリブやステーキなどお肉メニューが充実のメキシカン料理店「Cheers(チアーズ)」。

気仙沼BBQ協会を設立したマスターが作るスペアリブとTボーンステーキは、お肉のおいしさがガツンとくるメニューです。
また、メキシカンといえば定番のタコスやナチョス、そこにテキーラを流し込めば、最高の気分でお腹も心も満たされますよ。

ちなみに、マスターはテキーラ協会のテキーラマエストロでもあるのだそうです!
マスターにオススメのテキーラを選んでもらうこともできますし、お酒はちょっと苦手という方には、ノンアルコールのドリンクもありますのでご安心ください。みしおね横丁で一番遅くまで営業しているので、2件目のお店としてもオススメです。

店名
Cheers(テキサス×メキシカン料理)
営業時間
11:30~14:00、17:00~26:00
定休日
日曜
電話
070-1735-6407

沖縄料理をランチにも夜にも!

気仙沼の寒さも吹き飛ぶ?

▲かつおダシのあったかい「ソーキそば」は飲んだ後にも。

「TEN(T)(テント)」さんは、ランチと夜に営業しており、お昼は気仙沼産鰹節で作ったソーキそば、夜には海ぶどうやミミガー、自家製ジーマーミ豆腐、ゴーヤチャンプルーなどの定番沖縄料理のメニューと、一緒に泡盛やオリオンビールを楽しむことができます。

ここは、もともと沖縄料理店で働いていたという気仙沼出身の店主が、このみしおね横丁のオープンに伴い新しく始めたお店です。ちなみに気仙沼市内の沖縄料理店は、この他に1件だけ。

気仙沼では沖縄料理にあまり馴染みのない人も多いため、沖縄の個性的な食材は「気仙沼の人にも合うように」と味を調整しているそうです。これからの季節はもっともっと寒くなる気仙沼ですが、南の沖縄料理を食べれば、心も体も温まりそうです。

店名
TEN(T)(沖縄料理)
営業時間
11:00~14:00 17:00~24:00
定休日
水曜日
電話
090-5597-3979

上品すっきりな豚骨スープが人気

トッピング&替え玉でお腹も心も満足

▲豚骨醤油kuroは真っ黒スープが特徴。上品でコクがある味わい。

気仙沼では珍しい豚骨ラーメンが人気のお店。メニューは「豚骨醤油kuro」「家」「沼」があります。
豚骨醤油kuroの麺の固さは「モハヤ、バリカタ、カタ、ふつう」から選べ、別皿で紅生姜と刻み高菜がついてきます。マー油の入ったスープの黒さはインパクトがありますが、苦味やクセはなく、上品でコクのある味わい。トッピングに薄くスライスされたローストポークも、しっとり柔らかく、ラーメンに合います。
どんな人でも食べやすい豚骨ラーメンなので、するっと食べ終えられたら、替え玉をオーダーするのがおすすめです。

▲ボリュームたっぷりの「沼」

「家」は中太麺で、豚骨ベースにチー油をくわえたいわゆる家系ラーメン。ハニーペッパーチャーシュー2枚とほうれん草がトッピングされています。
そして!イチオシの「沼」はさらに「家系」の気仙沼版アレンジとも言えるような一品。豚骨ベースに宗太鰹の削り節や、鯖節を使った魚介オイルを加えて、海苔をトッピング。梅干しがアクセントに添えられています。さらにレアチャーシュー3枚、ハニーペッパーチャーシュー2枚がのってバリューム満点です。

店名
豚野郎(ラーメン)
営業時間
11:00~13:00、 17:00~21:00 ※昼・夜ともにスープがなくなり次第終了
定休日
月曜日夜、火曜日
電話
090-6452-5329

どのお店に入るか迷っても大丈夫!出前出来ます

この個性豊かなお店が凝縮した横丁の雰囲気を、少しでもお伝えできたでしょうか?

どのお店に入るか迷ってしまいそうですが、嬉しいことに各店で、それぞれのお店の「出前」を取ることも可能なのです。
つまり、魚料理と肉料理をいっぺんに食べたり、BARにソーキそばやナシゴレンを運んでもらったりということも可能! どのお店も仲が良くて、雰囲気が良いのもこの横丁の魅力の一つです。