おかえりモネの舞台
気仙沼へのアクセス

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かなえ
震災後、仕事で気仙沼に3年間滞在し、その後いったん東京へ戻ったもののやはり気仙沼で暮らしたい!と、かなり悩んだ末に移住。毎年友だちや知り合いがたくさん気仙沼に遊びに来てくれるため、仕事のない週末はよくアテンドしながら市内をぐるぐる…。私自身、気仙沼でいろんな体験をしたり、新たな発見をするのがとても楽しいんです♬地元目線と、よそもの目線の両方で、気仙沼のいろんな表情をご紹介していけたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします
潮風がとっても気持ちいい~!気仙沼湾クルージング

こんにちは、市民ライターのかなえです。今回は、気仙沼ベイクルーズをご紹介したいと思います。

気仙沼では、11月までの土日祝日等に気仙沼湾をめぐる気仙沼ベイクルーズが、1日4回運航しています。気仙沼発着コースと大島発着コースがありますので、旅のご予定に合わせてお選びいただけます。

まずは遊覧船発券窓口にてチケットを買い、発着所から遊覧船に乗り込みます。

▲気仙沼発着コースは、内湾にあるPIER7(ピアセブン)1階に窓口があります。

 

クルージング、出航!

時間になるとドラの音が鳴り響き、いざ出航~!船のまわりをウミネコたちが取り囲みます。これ、カモメじゃなくてウミネコなんですよ。
左手には海上に作られた朱色の遊歩道「浮見堂」があります。
しばらく進んでいくと、たくさんの漁船が係留している風景を見ることができます。これも海のまち・気仙沼ならではの風景です。
気仙沼が舞台となる、連続テレビ小説「おかえりモネ」のドラマの雰囲気も味わえます。


船の中ではスタッフの方が、いろいろガイドをしてくれますので、ぜひこちらにも耳を傾けてみてくださいね。

魚市場を過ぎると白くて大きな斜張橋が近づいてきます。これは令和3年3月に開通した三陸沿岸道路の気仙沼湾横断橋(通称「かなえおおはし」)です。全長1344メートルで同じ斜張橋としては東北最長の橋になります。

この気仙沼湾横断橋をくぐる時、橋の下の部分を見上げてみてください。
旗のようなデザインが3つ描かれているのですが、これは、国際信号旗で、洋上の船舶が旗の組み合わせによって通信する世界共通の信号です。この旗3種類の組み合わせで、「貴船の帰港を歓迎する」という意味になるそうです。橋の下をくぐって入港する方へ向けて、「おかえり~!」と気仙沼からのメッセージを送っています。

▲こちらが「歓迎」信号。

ちなみに船がUターンして戻るときに横断橋の下を見上げると、今度は2種類の旗が描かれています。こちらは「貴船の安全航海を祈る」という意味だそう。これらは、多くの漁船が行き来する気仙沼ならではのおもてなしなんですね。

船ならでは!橋をくぐる体験

気仙沼湾横断橋をくぐると、右手に造船所が見えてきます。この造船所は、震災後、100年先の気仙沼・宮城・三陸の未来を見据えて、新しい造船のあり方を提案し、地域の発展や造船・水産業の繁栄のために市内で開業している造船5社と関連会社2社により新設された造船会社になります。震災を機に、みんなで手を取り合って未来に進んでいこうとする気仙沼のひとつの姿ではないでしょうか。

さらに進んでいくと、左手には白いアーチ橋・気仙沼大島大橋(通称:鶴亀大橋)が見えてきます。こちらも気仙沼の本土と離島・大島を結ぶ夢の懸け橋として平成31年4月に開通し、車で本土と大島を気軽に行き来できるようになりました。今では気仙沼湾横断橋も開通し、三陸沿岸道路と合わせてすごく便利になったんですよ!

たくさんの思い出がつまった定期航路のフェリーがなくなってしまったのはとても残念ですが、こうやって遊覧船で海上から橋を見上げることができるのも新たな観光の一つになりました。そして、気仙沼大島大橋をくぐっていくとたくさんの牡蠣いかだが……。「おかえりモネ」のドラマの中でも登場しているお馴染みの風景です。牡蠣いかだで作業をされている漁師さんが手を振ってくれることもあって、とても素敵な風景なんですよ♪

クルージングの途中、大島発着の遊覧船とすれ違い、お互いにお客さん同士が手を振り合ったりするのも旅先ならでは、ですね!

約50分の気仙沼湾クルージングですが、気仙沼の風景や、ドラマの舞台地、震災からの復興の様子などを見ていただくことができます。ぜひ潮風を感じながらウミネコと一緒に、海上クルージングを楽しんでみてくださいね!と~っても気持ちいいですから!!


おまけ……
ファンタジー号の船内にはこんな漁師さんのカッパも!

※気仙沼湾ベイクルーズは、大島汽船のホームページのほか、当サイトでもご確認できます。

「おかえりモネ」で注目の気仙沼大島・亀山山頂

こんにちは、市民ライターのかなえです。気仙沼はもうすぐ新緑の季節を迎えます。
5月17日(月)からスタートするNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」。私もそうですが、気仙沼の人たちはみな、今から、いえ、ずっと前からわくわく・そわそわ…落ち着きません(笑)「おかえりモネ」で注目されている、気仙沼大島は、気仙沼にある離島でしたが、平成31年4月7日に気仙沼大島大橋(愛称:鶴亀大橋)が開通し、市内からも車などで行くことができるようになりました。さらに令和3年3月6日に三陸沿岸道路の気仙沼港ICから唐桑半島IC間が開通し、市内からのアクセスがますます便利になったんですよ。

▲駐車場は500円。土日や祝日は20分おきに山頂付近までシャトルバスが出ます。

お天気のいい日に大島へ行くと、必ず立ち寄るところがあります。それは、亀山山頂にある展望台です。みなさんは大島の亀山山頂に行ったことがありますか?
亀山へ行く道路はとても狭く、車のすれ違いが困難な箇所がたくさんあります。また、山頂付近のレストハウス前は車を転回するスペースも狭いことから、車両の乗り入れはできなくなっています。土日や祝日であれば亀山駐車場からレストハウスまで20分おきにシャトルバスが出ているので、亀山駐車場(有料:500円)に車を置いて、無料のシャトルバスに乗って行くか、歩いて(約20分)行くことができます。自家用車等で山頂付近のレストハウスまで行けないため、駐車場まで来て帰ってしまう観光客の方も多いのですが、お天気が良ければその先に絶景が広がっているので、ぜひ行ってみて欲しいな~と思います。

シャトルバスに乗っていくと、徐々に視界が開けていき、レストハウス手前でいつも「うわ~~っ!!」と乗客から歓声が! そんな歓声を聞くと、いつも心の中で「でしょ!でしょ!」と自慢げ(笑)にうなずく私…。レストハウスに着いたら、そこから歩いてもう10分ぐらい登っていくと、いよいよ展望台に到着です。そこから見る景色といったら…!

大島はもちろんですが、唐桑半島に気仙沼市内、新しくできた気仙沼湾横断橋に大島大橋、室根山にツツジで有名な徳仙丈、岩井崎、南は金華山まで、360°パノラマの絶景が!あまりにも素晴らしくて、気持ちがいいので、しばらくぼ~っと眺めてしまいます。この景色が見たくて何度も何度も足を運んでしまうのでしょうね、きっと。そして、展望台の手すりには方面ごとに案内も貼られているので、ぜひこちらもご覧になってみてくださいね。

展望台で絶景を満喫した後は、レストハウスでひと休み。レストハウスにはちょっとしたカフェがあるので、クリームソーダで水分と甘いものを補給。疲れたら駐車場までシャトルバスで帰ってもよし、歩いてもよし。私も帰りは歩いてみましたが、15分ぐらいでしょうか。しかも、きれいな海を見ながら下っていくので、坂道の階段も思いのほか苦にはなりません。

亀山山頂からの景色は、本当にぜひ見ていただきたい気仙沼のイチ押しスポットです。気仙沼に来てお天気が良かったら、迷わず大島の亀山へ!きっと素敵な景色があなたを待っていると思いますよ!

カモメ?ウミネコ?ボクのこと知ってるかな?


みんな、ボクたちのこと、知ってる?
気仙沼に来たらきっとボクたちに会えるよ。ほら、海沿いとか魚市場や河口に行くとたくさんいるよ。もちろん空も飛べるよ!


気仙沼大島大橋ができる前は、フェリーと一緒に本土と大島を行き来してたんだ。今は橋が開通してフェリーがなくなっちゃったから前みたいにみんなと一緒に大島まで行けなくて残念…。

でも、週末に出ている気仙沼湾をぐる~りまわる、ベイクルーズ遊覧船にはいつでもついていくので、一緒に散歩できたらうれしいな!(気仙沼ベイクルーズ遊覧船は、冬の期間は運休)

だって、みんなと一緒に海を散歩するのが大好きなんだ!ボクたちがすい~っすい~と空を飛んでいる姿をみんな喜んでくれるし、フェリーからご褒美においしいものをくれるんだもの。

この優雅に飛んでいる姿を見たら、ボクのことわかるかな?

「あ、わかった!カモメでしょ!」だって?

え~違うよ、ボクたち、カモメじゃないよ、ウミネコだよ!

カモメ君たちは、チドリ目カモメ科カモメ属の一種で、冬になると越冬のために日本にやってくる渡り鳥なんだ。

ボクたちウミネコもチドリ目カモメ科カモメ属の一種だからカモメ君たちと同じ仲間なんだけど、ボクたちは一年中日本に棲息する留鳥なんだよ。

たまに冬になるとボクたちに混じってカモメ君がいることもあるけど、気仙沼にいるほとんどはウミネコなんだ。

ちなみに、ボクたち、昔から天然の良港と言われる気仙沼港から出港していく船を励まし、入ってくる船を祝う役目として市民や観光客、たくさんの人から親しまれてきたんだ!「気仙沼市の鳥」にもなっているんだよ!

ウミネコが留鳥ということも、郷土への愛着を示していることや、海とともに暮らしてきた気仙沼市の姿を象徴しているということらしいよ。

ね!すごいでしょ!

じゃあ、「ウミネコ」と「カモメ」の違いは何かって?


大きさはカモメ君たちよりボクたちウミネコの方が一回り大きいかな。
カモメ君たちのくちばしは黄色一色だけど、ウミネコは黄色いくちばしの先端に黒帯と赤班があるんだよ。

あと、飛んでいるところを見てごらん。ウミネコの尾羽には黒い帯があるんだ。でも、カモメ君たちの尾羽には黒い帯はないんだよ。くちばしと飛んでいるときに尾羽を見るのが一番わかりやすいよ。


それと、ボクたちウミネコは、黄色い目の周りに赤いアイリングがあるから目つきが鋭く見えるみたい。だから良くみんなに「ウミネコの目が怖い!」って言われちゃうんだ。
ひどいでしょ(笑)

どう?「ウミネコ」と「カモメ」の違い、わかってくれた?

最後に、名前の由来だけど、「ミャーミャー」という鳴き声が猫に似ていることから「ウミネコ(海猫)」という名前になったんだって。

みんな、ボクたちのことを覚えておいて欲しいな!そして気仙沼に来たらぜひ探してみてね!
みんなに会えるのを楽しみにしているよ!