ー 気仙沼のおさかな図鑑 ー

カツオ

目次

1.カツオの時期
2.目利きポイント
3.気仙沼でカツオを食べるなら
4.カツオコラム
5.あわせて読みたい!おすすめ記事

1.カツオの時期

日本各地で「カツオの街」と呼ばれる地域はいくつかありますが、実は生鮮カツオが2024年まで28年連続日本一の水揚げをされていたのが気仙沼です。カツオは南の温かい海域で産まれ、春になると暖流である黒潮にのって北上し日本の太平洋側近くを通ります。この時に獲られたカツオが初夏から旬を迎える「上りガツオ」です。北上したカツオは餌が豊富な三陸~北海道沖でたっぷりと餌を食べ脂肪を蓄えると、秋には南下して帰ります。これを「戻りガツオ」と呼び、秋に旬を迎えます。

気仙沼では5月初旬から水揚げが始まり、特にシーズン中、魚市場に初めて揚がる”初もの”の「初ガツオ」は縁起が良いものとされています。
気仙沼はちょうどカツオの回遊する良好な漁場が沖にあって、さらに南下し始めて間もない脂の乗ったカツオを新鮮な状態で水揚げできる場所に位置しているのです。
・上りガツオ:5月初旬~8月
・戻りガツオ:9月~11月
「上りガツオ」はさっぱりな風味、「戻りガツオ」は脂がのってこってりな風味!
時期によって味が全然違うので、是非どちらも味わってみては?

2.目利きポイント

カツオは、丸ごと一本の場合は背の青色が鮮やかで、身にハリとツヤがあり、目が澄んでいるものが新鮮な証で、切り身の場合は赤色が鮮やかで血合いが黒ずんでいないものほど脂のりと鮮度が良いとされています。

3.気仙沼でカツオを食べるなら

気仙沼でカツオを食べるなら、

・地元の定番はやっぱり「刺身」

カツオ の刺身は、もっちりとした赤身から濃厚な旨味とほんのりとした脂の甘みが広がる、鮮度が命の味覚。水揚げ地だからこそ味わえるもちもち食感とみずみずしさを、ぜひ地場で楽しんでほしい一品です。

・高知だけじゃない!「カツオのたたき」

香ばしく炙った皮目の香りと、内側に残るもっちりとした赤身の旨味が魅力で、薬味をたっぷり添えて頬張れば、鮮度抜群のカツオならではのみずみずしさと力強い風味を楽しめる一品です。

・贅沢に食べるなら「丼もの」

鮮度抜群のカツオを豪快に盛り付けた一杯。もっちりとした赤身の旨味と薬味の爽やかな香りが重なり合い、水揚げ地ならではの新鮮なおいしさを存分に味わえます。
気仙沼市内で味わえる海鮮丼は、水揚げされたばかりの旬の魚介を贅沢に盛り込んだ、まさに“海のごちそう”です。カツオだけを盛った「カツオの丼もの」や他の旬の魚介と合わせて色とりどりで華やかな海鮮丼など、店ごとに個性が光ります。ひと口ごとに旨味が広がり、港町ならではの鮮度と彩りを楽しめる一品です。

海鮮丼が食べられるお店はこちらから

お店ごとの特色を特集記事でも紹介しています▼

・現地限定?「ハラス焼き」

一般的に「ハラス焼き」と聞くとサーモンを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、気仙沼では「カツオのハラス焼き」が親しまれており、脂ののった腹身を香ばしく焼き上げることで、ジュワッと広がる濃厚な旨味と、カツオならではの力強い味わいを楽しめる一品です。


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4.カツオコラム

「カツオ」は世界の温暖な海を移動しながらくらす「回遊魚」、群れで行動し、長い距離を泳ぎ続けることができる魚です。

なぜ気仙沼に来るの?

「黒潮」というあたたかい海の流れにのって南から北のほうに移動し、
エサが多い三陸の海にカツオが集まります。
この「カツオ」を追って宮崎県や高知県などから漁船が気仙沼に集ってきます。

かつおは何でとっている?

気仙沼では、主に2つの漁法で漁獲されたカツオが水揚げされています。
どちらも、気仙沼のカツオの水揚げを支える大切な漁業です。

一本釣り
つりざおを使って、1匹ずつ釣り上げる豪快な方法。

旋網(まきあみ)
大きな網で魚の群れを囲み、魚を群れごととる方法。

カツオが集まる港気仙沼

気仙沼は、28年間(平成9~令和6年)にわたり生鮮カツオの水揚げ日本一を誇ってきた港です。「カツオ」の流通、加工、消費の体制や技術が、長い歴史の中で整えられているからこそ漁師さん達はこの気仙沼を選んで水揚げしてくれています。市場、箱屋、氷屋、造船所、漁師さん達をもてなす飲食店など、カツオ漁を支える人達が大勢いて、まちが回っています。気仙沼では「カツオ」が「文化」として根付いています。

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