気仙沼メインロケ作品 映画「サンセット・サンライズ」2025年1月公開決定!

8月26日に情報解禁された映画「サンセット・サンライズ」は、なんとメインロケ地が気仙沼!
2025年1月の公開に先立ち、こちらでも随時情報を発信していきます。
また、公開後には撮影時の地元の様子など、裏側についても触れていきますので、今後の追加情報も楽しみにお待ちくださいね!

作品概要
楡周平原作の「サンセット・サンライズ」(講談社)が、映画『サンセット・サンライズ』として、2025年1⽉に全国公開(配給:ワーナー・ブラザース映画)することが決定。
監督は、2023年の『正欲』で、第36回東京国際映画祭最優秀監督賞と観客賞を受賞した岸善幸。
脚本は、常に話題作を連発し続ける宮藤官九郎。
主演は、『あゝ、荒野』(17)で⽇本アカデミー賞最優秀主演男優賞ほか数々の映画賞を受賞して以来
7年ぶりに岸監督とタッグを組んだ菅⽥将暉。
異⾊のコラボともいえる豪華タッグで、近年特に若い世代にも注⽬され様々なメディアでも取り上げられている“移住”をテーマに、現代を⽣きるわたしたちの〈新しい幸せのカタチ〉を描いた作品。
原作紹介

 

ストーリー
新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。
リモートワークを機に東京の⼤企業に勤める釣り好きの晋作(菅⽥将暉)は、4LDK・家賃6万円の神物件に⼀⽬惚れ。何より海が近くて⼤好きな釣りが楽しめる三陸の町で気楽な“お試し移住”をスタート。仕事の合間には海へ通って釣り三昧の⽇々を過ごすが、東京から来た〈よそ者〉の晋作に、町の⼈たちは気が気でない。⼀癖も⼆癖もある地元⺠の距離感ゼロの交流にとまどいながらも、持ち前のポジティブな性格と⾏動⼒でいつしか溶け込んでいく晋作だったが、その先にはまさかの⼈⽣が待っていた̶?!

今回解禁された第⼀弾のビジュアルは、釣り好きの晋作が“なにか”を釣り上げている瞬間を切り取ったカット。「新しい⽣き⽅、釣れちゃった︕︖」「泣き笑い移住エンターテインメント」というコピーから、“お試し移住”先での思いもよらない展開が予想されますね!
映画の中でもたくさんの「気仙沼の食材や料理」が登場する様子。公開が待ち遠しいです!

サンセット・サンライズ第一弾ビジュアル

菅⽥将暉さん(主演) コメント

岸善幸監督と『あゝ、荒野』を撮り終わった後、次は笑える作品が良いよねと話していました。沢⼭涙を流したからか⾃然と笑顔を求めていたように思います。
そんな中、脚本に宮藤官九郎さんが加わると聞きました。上がってきた脚本は悲しみの先に笑顔を作ろうとする⼈たちの物語でした。岸さんの⽣活⼒と宮藤さんのセンス、お⼆⼈の想いが温かい願いとなってこの作品は⽣まれたんだと思います。
沢⼭の⽅に届き、少しでも笑顔になってもらえたら幸いです。ちなみに⽬標通り撮影現場は笑顔でいっぱいでした。僕⾃⾝沢⼭笑い、ほんの少し泣きました。
映画『サンセット・サンライズ』宜しくお願いします。

岸善幸さん(監督) コメント

宮藤さんに初めてお会いしたとき、原作の東北⼈キャラについて笑い合うことができ、この作品を宮藤さんの脚本でつくってみたいと思いました。⾃分にとっては初めてのコメディ作品ですが、宮藤さんならではの笑いを⼤切に演出することを⼼がけました。菅⽥さんとは7年ぶりの作品になりました。俳優としてどんどん新しい役に挑戦を続けていて、久しぶりにあった彼はとても⼤きな俳優になっていました。
⼀つだけ、変わらないなあと思えたのは、役に向き合う姿勢です。晋作という⼈物の優しさや繊細さ、感情の振れ幅は⾒事で、現場ではただただ笑い転げていました。菅⽥さんの表現領域が広がっていくような瞬間があって、それを⽬の当たりにできたことが本当に嬉しかったです。
悲しみを癒すのに時間の流れというものがあるとしたら、もう⼀つ、悲しみを癒せるのは、⼈との出会いかもしれません。菅⽥さん演じる晋作を⾒ていてそう思えました。この映画を観る皆さんにもそれを感じてもらえたら幸せです。

宮藤官九郎さん(脚本) コメント

僕は宮城県出⾝なのに、そういえば⾃分の地元を正⾯から描いたことはまだなかったんです。⼦供の頃は⽗親と南三陸で⿂釣りをして遊んだりしてて、コロナ禍の趣味として、また釣りを始めていたこともあって、⾃分の好きな分野の話だし、舞台も⽅⾔も知っている⼟地と⾔葉だし、僕⾃⾝も地元に住んでテレワークで仕事できないかなと考えたことがあったので、他⼈事とは思えない物語でした。
震災の話になると、僕は疎外感を味わうというか、なんかこう切なくなるんですよね。ずっとモヤモヤしてたんだけど、それに対する答えを現時点で⾔葉にするならこういう感じかなとしっくりきたんです。それが僕の⼀番⾔いたかったことかなと思います。
⾃分の書いた映画で、こんなに⾷べるものが出てくるのは初めてなんです。東北って本来は⾷が⼀つの⼤きな売りなのに、正直今までピンときていなかったんですよね。どんこ汁を美味い美味いと⾔って晋作が⾷べるのは、⾃分で書いていても新鮮だったし、菅⽥君が本当に嬉しそうに⾷べているのが僕の映画じゃないみたいですごく好きです。

佐藤順子さん(企画・プロデュース) コメント

コロナ後に2年振りに⽥舎に⾥帰りした時に、たった2年でガラッと変わってしまった町を⾒て、地⽅はどうなってしまうのか︖と不安な気持ちになりました。空き家問題や地⽅と都会の交流で⽣まれる物語をこのチームで作ることにこだわりました。
少しでも観客の皆さまに明るく新鮮な気持ちになってもらいたいと。本作の中に詰まった作りての想いを皆さんに届けられたら嬉しいです。

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サンセット・サンライズ

公開:2025年1⽉全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
コピーライト:Ⓒ楡周平/講談社 Ⓒ2024「サンセット・サンライズ」製作委員会
【公式HP】sunsetsunrise-movie.jp
【公式X】 @sunsunmovie2025
【公式ハッシュタグ】#映画サンセットサンライズ