BAR ▷PRISM

新しい楽しさが生まれる場所

未分類 2023/10/06

魚市場のすぐそば、トレーラーハウス型の店舗を集めた施設「みしおね横丁」。その一角に「BAR ▷PRISM」はあります。
はじめて気仙沼に来た旅行客、気仙沼に何度も足を運ぶ人、地元の人…さまざまなお客さんが交差し、新しい楽しさが生まれるお店には、いつもあたたかいあかりが灯っています。


トレーラーといっても内装はゆったりとして落ち着いた雰囲気で、本格的なカクテルをゆっくりと楽しめる、人気のBARです。


地元産の材料を使って特産品の新しい楽しみ方を考案したり、「海の向こうで飲んだ味が忘れられない」という漁師のリクエストに答えて「アイリッシュコーヒー」をメニューに加えたり…….。
メニューになくともお客さんからのオーダーがあれば、それに応えるのが、マスターである小野寺雄志さんのモットーです。

いつも人の笑顔が溢れているこの場所は、震災後の出会った人々との関係が続いていました。


小野寺さんは東日本大震災後の気仙沼の仮設商店街の一つ「復興屋台村気仙沼横丁(屋台村)」で、事務局長をつとめていました。
「屋台村時代には、たくさんの人との出会いがありました。横丁のオープン前にちょうちんをプレゼントしてくれて、その後毎月必ず顔を出してくれた方。地元で開催したイベントの収益を、毎年寄付してくれていた福山の『福活会』さん。七夕飾りやツリーを飾って、イベントを開催してくれた神奈川県ユニセフ協会さん。ずっと一緒にイベントをやってくれた『横丁ライジング』メンバー。他にもお世話になった方々はたくさんいるので、全ては紹介しきれません」
被災して崩れかけた建物が残る震災後の街の中、屋台村にはいつも灯りが見えました。明るい光が見える場所には、また人が集まり、楽しさが生まれていきました。


「そういった人たちは、今もみしおね横丁を訪ねてきてくれたり、他の場所で営業を再開した店に顔を出してくれたりしています。震災をきっかけに出会って、その後もずっと関係が続いていると感じます」

「屋台村は、地元の方、ボランティアの方、復興作業員の方、漁師さん…さまざまな職種・立場の人たちが隣同士になって、一緒に飲んで、みんなが友達になれる場所でした」
そんな屋台村は、2017年の3月に仮設商店街としての役割を終え解体されることになりましたが、コミュニティが産まれる場所の役割は、BAR PRISMにも受け継がれています。

そして今、新たな取り組みとして「電動モビリティの貸し出し」と「PRISMサウナ」の稼働が始まったところ。

「新しく楽しいことが生まれるワクワクした場所だと思ってもらえることが何より。自分たちも楽しみながら、賑やかに楽しくやっていきたいです。」と話す小野寺さん。
さまざまな人が行き交う港町のBAR PRISM。ここに来れば、新しい「楽しさ」にきっと出会えます。

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ふるさと納税の返礼品に、クルーシップのポイントクーポンを選べます。
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人と人との出会いが交差する、あたたかい光が灯るBAR、▷PRISMへ、ぜひ訪れてみてください。