毎週金曜日更新「おかえりモネが楽しみすぎる日記」です。金曜日(8/27)の放送がズシーンときたので、後半の感想が長めになっております!では、1週間の放送を振り返ります!イラストと文はサユミです。
※ここからは15週目の放送ネタバレを含みます。まだご視聴のない方はここでリターンお願いします。
8月23日(月)おんなは度胸
みーちゃんが汐見湯にやってきました!ナカメはあんまり知らないけど、目黒は馴染み深い気仙沼人。目黒で行われる「目黒のさんま祭り」は2つあって、駅前の「目黒のさんま祭り」は宮古産さんま、目黒区民まつりの一環として行われる「目黒のさんま祭」(送りがなの「り」がつかない)は気仙沼産さんまが使われています。そんなご縁もあり気仙沼と目黒は友好都市なんですよ。
そして、モネと菅波先生は電話で近況報告。モネは漁師並みに早寝早起きだから、お昼が電話できる自由時間なんですかね。モネは週末に先生と約束してましたけど、あれ?みーちゃんと遊ぶって言ってなかったっけ。菅波先生とみーちゃんを会わせるってことかなぁ。先生は完全に2人で会うのを期待してる気がするけど!
さて、モネのお仕事の方ですが、リハでは緊張して顔がこわばっていたものの、本番はバッチリ。元気よく明るくて髪型もメイクも可愛い!これは人気でちゃう!今から菅波先生とのスキャンダルが心配です。一方、莉子は本番では緊張のあまりミスを連発……。上手くやろうとする気持ちが強すぎるとこうなっちゃったりするよね。
菅波先生は「くそ度胸」ってモネを褒めてましたが、連続テレビ小説&橋田壽賀子先生リスペクトを込めて、私はあえて「おんなは度胸」って思いました(でも男も度胸だよ!菅波先生!)。
8月24日(火)どうなる?週末!
デビューに明暗が分かれたモネと莉子。「案外、神経図太いんだね」とモネに嫌味を言う莉子でしたが「あ、ごめん。ちょっと嫉妬しただけ!」とすぐに認めて謝るのが莉子らしい!それに対し「中継先からフォローします」とちゃんとやり返すモネとは、いい関係が築けてるんだなぁと思いました。
登米では、先生とモネの進展しない関係にやきもきするみんなに「週末、会いますから」と言い切る先生。でもさ、先生、多分2人きりじゃないと思うんだよね。みーちゃんも一緒……かもしれないよ。
そんな、モネのテレビデビューで周囲が盛り上がる中、みーちゃんは出張先でもやはり浮かない表情。お母さんからの電話も無視してしまいます。「お姉ちゃんだけずるい」って言ってましたもんね。
そしてもう一人、浮かない表情なのは、りょーちんでした。モネが活躍してることに対してというよりも「医者の彼氏がいる」という耕治さんの言葉に対してっぽかった? つまりりょーちんは「モネに彼氏ができるのはちょっと……」って感情があるってこと? そこについては今まではっきり語られてこなかったけど、やっぱりそういうことなの?
恋も仕事も順調な雰囲気だったけど、ちょっと雲行きが怪しくなってきました〜!
8月25日(水)タイミング
気仙沼の永浦家。及川親子がやってきた理由は、モネの録画を見せるためだけではなく、母方の祖母と会うためでした。「美波のことで…」と言って差し出されたのは「気仙沼市」と書かれた封筒。何かの書類だと思うんですがどうなんでしょう……。絶対に重い話だよなぁ。
一方、静岡への出張から帰ってきたみーちゃんは、モネとスーちゃんと3人でリラックス(お菓子とタピオカなのが可愛い)。「(菅波先生に)ちゃんと気持ち伝えよう!」と意気込むスーちゃんに対して「伝えるつもりなんてないよ!」と言うモネ。つまり「モネはすでに菅波先生に伝えるつもりのない恋愛感情がある」ってことになると思うんですけど、まさかその「気持ち」って「いつもありがとう」みたいな気持ちだったりしないよね……?先生またずっこけちゃうよ。
スーちゃんはさらに、自分も相手も好きでいてくれるのなんて一瞬しかないと力説します。だからこの機会を逃さないように!ってことなんですけど……それだったらみーちゃんがいない時の方がいいんじゃないかなー。菅波先生、スーちゃん、登米の皆さんの、明日のデートにかける気持ちが強すぎて、一方モネは「みーちゃんに会わせよう」くらいで、ノープランなんじゃないかと心配になってきました…。
そして、そんな一瞬しかないタイミング目前で汐見湯前に登場したのは、りょーちんです!手ぶらってことは、思い立って来ちゃったのかもしれません。
しかしこの流れ、モネのことが好きだった、なんてやめてくれよ……りょーちんには幸せになって欲しいのに!
8月26日(木)話せたらいいのに
築地にやって来ていたりょーちんは汐見湯へ。モネと2人の会話で「(モネが出てるテレビは)まだ見てないし」ってりょーちんが嘘をついた理由を考えたんですけど、その流れでモネの家に行ったことや、なぜ行ったのかを話すのが嫌だったのかなぁ〜と思いました。いや、りょーちんのことだから、全部話したらモネにまた心配をかけるのでは、と言う配慮があったのかもしれないですね。
「りょーちん、元気?」と言うモネの一言は、そんなりょーちんに対して「何か抱えてるんじゃない?」と見透かすような感じでした。そこでついに何か言いかけようとした瞬間……みーちゃんスーちゃんがやって来ます。
みーちゃんに服を選んであげたり、一日東京観光に付き合ってあげるスーちゃんは最高だな〜と思ったり、モネがスーちゃんと明日のデートの話をしてる時のりょーちんの表情が気になったりしてたんですが、それよりも……ついに、翌朝、ワクワクして早く到着しちゃった菅波先生と、りょーちんが出会ってしまったーー!!
ひとつ、ここで確認しておきたいんですけれども「りょーちんはモネが好き」だとは明言されてないと思うんですよ。前日の「モネに彼氏が〜」のとき表情が曇ったのは「幼馴染が遠い存在になってくことへの寂しさ」だったのかもという気もしますし。
これは私の妄想ですが(1)りょーちんはモネに特別な感情は抱いているけれども恋愛感情とは限らない、もしくは(2)りょーちんにとってモネが一番大切な人であるからこそ、自分に好きと言う感情があってもそれを認めていない、ということではないでしょうか?
まあ、恋愛感情があるかどうかは、一旦置いときます。でも、モネにだけ「親父が船に乗った」とメッセージしたことからも、りょーちんにとってモネは、唯一頼れる特別な存在ではあると思うんですよ。
そんなことを踏まえて次のシーンを観ます。菅波先生が来て、モネ、みーちゃん、スーちゃんが来た時のりょーちんの態度。モネが菅波先生に紹介しようとすると「俺いいよ」と言葉を遮り、昼過ぎくらいまで時間があると言ってたのに「時間ねぇわ」と言ってそそくさと去っていく姿。これが「モネが幸せになること」を優先するために「自分がモネに頼りたい気持ち」を消しているとしたら……切なすぎませんか?
ああ、りょーちん、前もこんなことあったじゃないか。モネがお盆に帰省して登米に帰るバスに乗ったときも、何か言おうとして言わないままだったじゃないか。言ってくれよーー!!
そのあと、デートは先生の急用で翌日に延期。その日の深夜、りょーちんが船に戻ってないことを知ったモネ。明日、どうなるんでしょうか……。
8月27日(金)やめたい。
まず、今日の日記を書く前に「誰も悪くないということ」「正しさは一つではないということ」を自分に言い聞かせておきたいと思います!
はじめに、亜哉子さんの電話で、りょーちんが船に戻っていないことを知ったモネと未知。少し前におばあちゃん(亮の母方の祖母)が永浦家にやってきたのは、美波さんの死亡届を提出するためでした。「自分は先が長くない。もう向こうに行くから。そこで美波に会いたい。」と言うおばあちゃん。そのあと、新次さんは一旦この書類を持ち帰る訳ですが……それがきっかけで仮設住宅で泥酔して暴れてしまいます。
大切な人を失ったという意味では、新次さんも、りょーちんも、おばあちゃんも同じですが、葬儀をして死亡届を出すことで、おばあちゃんは区切りをつけたいんだと思うんですよね。けれど、新次さんにとって死亡届にハンコを押すことは「妻の死」を認めること。「新次さんが悲しみから立ち直りたくないのは、それが美波さんを忘れることになると思っているからではないか」と以前書いたのですが、そんな新次さんにとってこれは酷な話でしょう。「何が向こうだよ!向こうってどこだよ!」と叫ぶ新次さんが辛かったですね。新次さんからしてみれば「神様なんていない」くらいの気持ちなんじゃないかなぁと思いました。耕治さんが新次さんを抑えつけるようにして抱きとめていた姿も心に残りました。
そして、行方が分からなくなっていたりょーちんですが、モネが電話をかけてみると、りょーちんが電話に出ます。「もう全部やめてぇわ」「モネしか言える相手がいない」と、ようやく心のうちを教えてくれたりょーちん(スピーカー通話にはしないほうがよかったかも……)。
この後、冷静なモネに対し、みーちゃんが感情をぶつけるシーンがありました。「りょーちんの辛さ」を訴えるみーちゃんですが、かなり自分のことを重ねて言ってるんじゃないかな?と私は思いました(個人の見解です)。
「好きなことをやりなさい」と言われて自分で選んだ道のはずなのに、お姉ちゃんみたいにうまくいかない。誰かが残らなくちゃと地元にいて、ずっと頑張ってきたのは自分。だからりょーちんの気持ちが一番わかるのも自分。なのにりょーちんが頼るのはお姉ちゃんの方。このシーンのみーちゃんって感情がぐちゃぐちゃになってるんだと思うんですよ。莉子のように「ごめん、今の嫉妬」って認められるほど、みーちゃんは大人にもなれていない。
だから「菅波先生とのデートは関係ないよ〜、みーちゃん!」とも思うんですけど、そう思えるのは私がもう大人だし、他人だからだと思います。新次さんに「立ち直ったらいいのになぁ」って思うのも同じ辛さを知らないからだし、他人だから……。でも、他人だから力になれることもあると思うんですよね。
って、そんなことを思ったんですが、そのまま今週は終わってしまいまして、しばらく放心状態になりました。来週は、どうなる……?
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1週間のまとめは金曜に「気仙沼さ来てけらいん」ホームページで更新します。
今週は見た人それぞれに、いろんな想いがあったんじゃないでしょうか。私の日記も一つの感想なので「全然違うな」と感じた方もいらっしゃると思います。答えが一つではなく、皆さんが様々な感想を持つというのは、作品として素晴らしいことだと思いますので、できたらおたよりも送ってくださいね〜(投稿先は下に)!
ところで覚えてますか?「先生は正しいですけど、言い方が少し冷たいです」って前にモネが菅波先生に言っていたのを。この「優しさ」「冷たさ」のイメージを広げていくと「優しさ」は、感情的で、自己で、主観的、ウェットな感じ。「冷たさ」は、冷静で、他者、中立的で、ドライ……ってなってくんです(これも個人の見解です)。その対比に、週タイトルの「百音と未知」そして「田舎と都会」という、ドラマ全体で対比されている世界も加わりそうな気がしています。
どっちがいいとか悪いとかではなく、最終的にはそこの融合というか優しさと冷たさが両方あるような状態が理想なのかもしれないな〜と思いました。
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(文・イラスト/サユミ)
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