毎週金曜日更新「おかえりモネが楽しみすぎる日記」です。鮫島さんの選考会がメインの話となる週でした。そして菅波先生……!ドキッとさせてくるなぁ〜視聴者を。さて、振り返りです〜。
※ここからは13週目の放送ネタバレを含みます。まだご視聴のない方はここでリターンお願いします。
8月9日(月)サメは止まると死んじゃう
先週末「そうやって僕はある人の人生を奪いました」と、気になることを言っていた菅波先生。それは昔の患者さんの話で、もう大丈夫です。とは言うものの、そのことが菅波先生の人生の転機になっているようでした。
チームサメジマに、新しくサポートにやってきた医者は朝岡先生の筋肉仲間、中村先生でした!「医者の知り合いぐらいほかにいないのかね?」って言ってましたが、確かに。いや、医者と言ったら中村先生か菅波先生しかいませんからね。そして鮫島さんの練習所、現場に現れたのは菅波先生でした!きっと、中村先生が指示したんでしょう!ナイスアシスト!と言うことで、菅波先生もチームサメジマに加わり、鮫島さんの体調変化も加味しながらの調整が始まります。あと、中村先生を介したことで、菅波先生とモネが東京で会えていることは登米の皆さんに、バレてしまったんじゃないでしょうか?
最後、先生は働きすぎのために休暇を取らされている、と言うことを明かします。つまり、仕事じゃないのにチームサメジマ活動の手伝いにきてるということ!それを「サメと同じなんです。泳いでいないと逆に死にます。」と表現するのは「仕事じゃないけど、ただ休むより何かしてる方がいいし」ってことを気遣わせないような言い方にしてるんだと思う。菅波先生って結構「気遣わせない表現」の名手なんですよ。「コインランドリーの洗濯終わるまでは待つしかないから、その間なら話聞きますよ」とかね。なのに「一緒に帰りますか?」の誘い方の不器用さ……!一体どなたですか、この菅波先生のキャラクターを設定した創造主は?!さらに、都合よく雨のナイスアシスト!ファンが倒れちゃうよ。
余談ですけれど、この「可愛い柄の小さい傘を相合傘する」というのでガラスの仮面の速水社長と北島マヤを思い出しました……!同じことを思ったガラかめファンの皆さん、リモートで乾杯しましょう。
8月10日(火)いつの間にか21歳
今日はチームサメジマの活動から。暑い中のレースでも、鮫島さんのタイムを上げるには「深部体温を下げる」ことが鍵となりそうです。
そのあとに続く、モネと菅波先生、スーちゃんと菜津さんの4人で汐見湯でかき氷みたいなアイスを食べる平和なシーン。もうすぐモネの誕生日だというのに、なかなか進展しない2人にヤキモキするスーちゃんが良い味出してます。スーちゃんは将来的に「結婚相談所おばちゃん」になる可能性を秘めてますね。地方には「誰かいい人いないかしら」という声を元にした膨大なデータベースから、カップルを次々に成立させる謎のおばちゃんがいると思うんですけれども、あれになれると思います。まあ、それはさておき、チームサメジマの作戦は順調に計画されているようですよ。
そして、モネちゃんハッピーバースデー!内田くんが実は高校時代にモデルをやっててハイスペ男子だったこと、宇田川さんが「永浦百音さんお誕生日おめでとう」の書を書いてくれたことなど、気になること色々でしたが、触れておきたいのは「菅波先生の不在」です。登米森林組合の人たちが知ったらなんというでしょうか?! でも、不在の理由は登米での訪問医療のためなんですよね。
パーティーが終わってから、以前先生にプレゼントとされた理科の教科書を眺めるモネ。「今思えば、これは先生なりに私のことを思いやってくれたプレゼントだったのかな」……って今、モネの心の声を予想してみたんですけど、どうでしょう。「マジであん時、誕生日当てられてビビったわ〜」とは思ってないでしょうからね。
8月11日(水)選ぶのは自分で
鮫島さんの練習風景からスタート。目標タイムに届かないため、モネは勝つための「我慢の走り」ではなく、鮫島さんが得意とする「向かい風でもガンガン前に出る走り」をやってみるのはどうかと提案をします。しかし、焦りを感じている鮫島さんは「感覚でやってきたから勝てなくなった」「今さら精神論を言うな」と強い言葉でモネに感情をぶつけ、「自分のために、自分の選んだ方法で勝つ」と言って帰ってしまいます。
今日一番振り返りたいのはこのシーン。モネはその前に「今の練習は面白くない」という鮫島さんの本音を聞いているから、こう提案したわけですよね。モネは悪くないんだけど、鮫島さんはこの勝負に人生をかけてるから、ここまで感情的になってしまった。でも、鮫島さんは感情的になりつつも「永浦さんのことなら信じたい気持ちもある」と伝えてたことや、モネが激しい口調に引かずに自分の意見を伝えてたので、そこまで心配せずに見てられました。モネちゃんは若いのに、耐性があるよなぁ。
そのあと菅波先生が登場して「鮫島さんがああいう人でよかった」「(モネの意見に流されて)最悪な結果になったらお互い耐えられない」とフォロー。モネ的には複雑かもしれませんが、私もよかったと思います。
先週から続く「誰かの役に立ててよかった」→「それは結局自分のためでは?」→「あなたのおかげで助かったは麻薬」という、モネの思考の次に来るのが、今日鮫島さんが言った「自分のために、自分の選んだ方法で勝つ」というセリフではないかと思っています。
8月12日(木)向かい風
勝つためのプランB。それは「向かい風でガンガン攻める」鮫島さんの得意な走りを活かす案です。その日、予報どおりに風が吹けば、このプランが有効になるだろうと説明します。でもプランBを実行するかどうか、今までの練習した方法のままで行くか、最後に決めるのは鮫島さん本人。そのとき、競技場に強い風が吹いて……というところで今日の放送が終わりました。
今日の放送って、内容的にはこれだけなんですが、鮫島さんの心の中を振り返るレースの場面が丁寧に描かれてました。走りながら、今までモネがよく自分を見てきてくれたこと、一生懸命サポートをしてくれたことを鮫島さんが思い出すところがよかったですね〜。応援する、サポートする、そういうものが生み出す目に見えない力。データや練習でできることをやり尽くしたら、最後はそういう力が運命を分けるんでしょうね。一緒に同じ方向で、同じ情熱で向き合ってくれる人の存在って大きいんだと思います。
8月13日(金)先生の過去
目標タイムをクリアし、鮫島さんが強化指定選手の枠を勝ち取りました!報告にウェザーエキスパーツにやってきた鮫島さんとモネを暖かく迎えるチームサメジマ。いい会社だな〜。最後は根性、ではなく「人間力」というのもよかったですね。勘でも、偶然でもなく、神風でもなく「人の力」で勝ち取ったんだ、ということなんだなと思いました。
鮫島さんが「先生のおかげで勝てました」と菅波先生に言った時、これまでは過去の辛い経験から「先生のおかげで」という言葉に過敏に反応していたんですが、今回はそこまで表情が曇りませんでした。こんな風に変われたのは、モネの存在が大きいのかな。
その過去について告白するシーン。それは、主治医よりも、まだ若い菅波先生の治療方針を信じたホルン奏者の患者さんが、プロ演奏家として復帰できないほどの病状になってしまった過去。患者さんは、経験も実績もないけれど「親身になってくれる菅波先生」を信じた結果、そうなってしまったのだと。思い出すのも辛い経験を吐露した先生の背中を、モネは優しくさすりました。
「あの時こうしていれば」という後悔は、誰しも経験があるものですよね。違う道を選んでいたってうまくいかなかったかも知れないのに。もちろん、私も過去を悔やむことは度々あります。でも、その時、その状況で自分にできるベストの判断をしているはずなんですよ。それを、なんとか自分に言い聞かせて、折り合いをつけて生きていく。そんな時、誰かがそばにいてくれるだけで、ずいぶん心強いですよね。
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1週間のまとめは金曜に「気仙沼さ来てけらいん」ホームページで更新します。
以前、自分一人でできることなんてそんなにない、というようなことを書いたのですが、誰かがそばにいてくれることって、行為としては小さなことですが、一番誰かの「役に立てる」ことなのかも知れないと思いました。
菅波先生がモネに救われていく中で、よかったなぁと思いつつも、私はまた少し、気仙沼の方が気になってますよ……。みんな、幸せになってくださいね。
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(文・イラスト/サユミ)
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