ついにモネが気象予報士試験を受けました! それにしても、月曜日の放送で試験合格を決意して、水曜日の放送で1回目の試験を受ける…連続テレビ小説あるあるだと思いますが、時間の経過がとても早いですね。
第26回の放送では、モネは菅波先生やクマさんたちから「資格」の意味を教わりました。そこで、今回は「天気」にまつわる「資格」に関するクイズです。難易度は★★★★☆(4/5)です!
天気にまつわる資格というと、多くの人が「気象予報士」を最初に思い浮かべると思います。実は、気象にまつわる資格はこれ以外にもあります。では、この中で実際に存在する資格はどれでしょう?
「健康気象アドバイザー」は、NPO法人バイオクリマ研究会が認定する資格です。「天気」と「健康」の関係についての知識を活用し、健康対策を正しく伝える人を育てる目的でこの資格が作られました。気象予報士の有無を問わず、一般の人からメディアや医療など様々な業種の人が資格を取っているようです。
「天気・季節」と「健康」は密接につながっています。例えば、低気圧が近づくと頭痛が現れやすくなるとか、季節によって心臓病・花粉症や熱中症の起こりやすさが変わるといった感じです。ここで挙げた病気の中には命にかかわるものもあります。したがって、「気象情報」を応用し、仕事や生活などの様々なシーンで、病気を予防できるようにサポートするこの資格は、命を守る資格として重要なのです。
この「健康気象アドバイザー」は、全15講座のうち10講座以上を受講したあと、試験に相当するレポートを提出し、一定の水準に達すれば認定されるそうです。筆記試験の気象予報士試験とは違った難しさがあると思いますが、個人的には気象予報士試験よりは取りやすい資格なのかな?と思います。興味のある人は、ぜひ受講してみてください!
【出典・参考】
『第14期健康気象アドバイザー認定講座 パンフレット』NPO法人バイオクリマ研究会
https://www.bio-clima.net/wp-content/uploads/2021_pamph_14th.pdf
『熱中症になりやすい環境や暑さ指数について知ろう|熱中症について学ぼう』日本気象協会
https://www.netsuzero.jp/learning/le11