まだまだ「モネ」を愛するみなさまへ
みなさんこんにちは! サユミと申します!
「おかえりモネが楽しみすぎる日記」では、お世話になりました。
その節は、私のつたない感想を、たくさんの方にご覧いただきまして、ありがとうございました!
さて今回は、気仙沼と登米を舞台にした連続テレビ小説『おかえりモネ』が2021年5月17日に放送開始されて3年!ということでですね。久しぶりに私がモネ関連記事を書くことにいたしました。
いや〜2024年度も、もう5月ですか。
みなさんは『虎に翼』ご覧になってますか? ねぇ〜『ブギウギ』も良かったよねぇ〜って……
ねえ……そうなの。
相変わらず連続テレビ小説はおもしろいし、ヒット作も次々出てくるじゃないですか?
しかも、ここ近年サブスクが広まって、過去の名作も観られるし、海外ドラマも勢いあるし。
さらに、コロナも明けて、みなさんいろいろ忙しいと思うんですよ。
で、放送開始から…3年経ちましたけど?
今も『おかえりモネ』のことを思い出していらっしゃる……あなた!
そう、この記事を開いてくださった、
そこのあなたですよ!
3年経った今なお、放送を見返し、脚本の一言一言を噛み締め、
ファンコミュニティ展にメッセージを送り、時に登米や、はるばる気仙沼まで!
いまだに聖地巡礼をしてくださるあなた!
そう!あなたの…心に…直接… 呼びかけています…!
そんなあなたへ向けて、2024年の今、気仙沼のモネファンの一人として、
今気仙沼はこんな感じだよ〜っていう近況報告をお送りしていくというのが本記事の趣旨です。
おかえりモネに沼ってしまったみなさまへ、愛を込めて!
サメのいろいろ
まずお伝えしておきたいのが、
おかえりモネ公式キャラクターである「サメ」について。
……え…?
「傘イルカくんとコサメちゃん」じゃないのかって?
いや、そうなんだけど、今ここまで読んでるみなさんの9割はお持ちだと思うんです。
サメグッズ。
サメはキャラクターじゃないって?
じゃあ、おかえりモネ公式海洋生物ということで。
牡蠣・ホヤ・サメ。これがおかえりモネ公式海洋生物です。(勝手に言ってます)
そんなみなさまにお知らせしたいのが、4月末に
「シャークミュージアム」がリニューアルしたこと!
震災後、震災関連展示があったのですが、
伝承館ができたこともあり、本来のサメに特化した展示内容になりました。
また、沖縄の美ら海水族館からやってきた、8mもあるウバザメのオブジェが圧巻です!
わあ……
これはさ…見えますよね?
私たちには見えますよね?
「ウバザメを見てはしゃぐ菅波先生を見て微笑むモネちゃん」が!!
そして、シャークミュージアム外に新たに設置されたUFOキャッチャー!中に入っているのは海の生き物っぽい……。
これはね……私には見えました。
「この中に入っているマニアックな生物を菅波先生が見つけて早口になって説明している間に、モネちゃんが試しにやってみたら1発でなんか取れちゃう姿」です!
見えた〜〜!?
……この調子でこの記事書いていくつもりなんで。ついてきてください。
橋を渡って大島に行くと
モネちゃんたちが通っていた…と思われる亀島…いや大島中学校。
こちらは2021年度閉校になりました。
なんとなくさみしいなぁと思っていたんですが、
その後、校舎は2024年4月から「ITベース大島アスナロウ荘」として、サテライトオフィスに生まれ変わったそうです!
こちらにはすでにIT企業が入居されているんです。気仙沼に新しい風が吹くのは本当にすばらしいことだなって思いますね。
……。
…………。
……待って待って待って。聞いた?
「ITベース大島アスナロウ荘」??!!
「あすなろ」?!?!?!
おいおいおい。
モネちゃんやりょーちんが通っていた中学校にその名前をつけるセンス、
この名前つけた人、ぜったいこっち側の人だよね!??!
もうここまで読んでる人からしたら私が説明するまでもないと思うんですけど……。
サヤカさんが「『明日はヒノキになろう』と思いながらヒバの木は成長していくから、別名「アスナロ」と言うんだ」っていうようなことを物語の最初のほうで話してましたよね!
そう、モネの成長をやさしく応援するはじまりのシーンですよね。
その後「サヤカさんの木」として、モネの東京への旅立ちとともに、伐採のシーンも描かれました。
その、あすなろ…。
これは、導かれていますよ。恵比寿様のお力によって!
さあ「こちら側」の事業家の皆さん。
そうでなくても、新しいことをやってみたいなとお考えのみなさん!
ぜひ、ご入居を検討されてみてはいかがでしょうか?
追記:これXで教えていただいたんですが、大島出身の詩人水上不二さんの詩で「アスナロウの木」という作品があり、それにちなんだ名前だそうです! むしろ、ドラマの中であすなろの木が出てきたのは、それがきっかけ……ってコト!? ワァ〜! ちょっと! 3年経って知ったんですけど!
あとは、ファンにはおなじみ大島ウェルカム・ターミナル。
海の市のメモリアル展は終了してしまったのですが、ファンのみなさんのおかげでこんな素敵なメッセージ&イラストでいっぱいのパネルを残すことができました〜!
私の描いたパネルも一緒に展示していただいております。気仙沼にお越しの際には遊びにきてみてくださいね。
聖地巡礼はここを回ろう!
ちょうどシーズンは終わってしまったのですが、公式海洋生物というか、公式おばあちゃんである「牡蠣」についても触れておかなければ!(観ていた人にしかわからない話で恐縮ですが)
モネちゃんのお父さん&おじいちゃんが育てた牡蠣、おいしそうでしたよね〜。
気仙沼の牡蠣はぷりぷりで大きくて旨味もたっぷり。
モネのおじいちゃんも言ってましたが、森からの栄養が海に流れ込んでいるから、なんですよね。
そんな牡蠣をいただける、ファンのみなさん御用達のお店といえばこちら!
ヤマヨ食堂さんですよね〜。
牡蠣の養殖業をやっていらっしゃるヤマヨ水産さんが運営するお店です。
おいしい牡蠣料理がいつでも楽しめるんですよ。
お店の裏には永浦水産の看板も!
店内にはいたるところにサインがあり、
ファンのみなさんにぜったい訪れてほしい聖地のひとつですね。
聖地といえば、こちらも振り返っていきましょう。
あの感動のラストシーンの出船送りをした
コの字岸壁から
浮見堂をわたり、(恵比寿様にご挨拶をしてね)
この看板も見逃さないでね!
からの、武山米店さんへ!
ここは本来お米屋さんなのですが、りょーちんが「親父に酒を売らないで」とお店に頼んだ回で、酒屋さんとして登場しております。
2階には現在もセットに使われたポスターが今もありますので、
お店の方に聞いて、可能であればチェックしてみてくださいね!
迎(ムカエル)でラヂオブースを覗いてみたり、
シャークスでサメグッズを物色して〜
ここから岸壁を歩けば、バッチリ。
この辺は「おかえりモネガイド」ツアーで私がガイドをした時に
ご案内したコースなんです!
懐かしいですね〜。
参加してくださったみなさま本当にありがとうございました!
もしまた機会があれば、みなさんと歩きたいなぁって思っています。
思い出はもう自分の中に
あれから3年も経ったけれど、こうやって街を見周すと、おかえりモネの思い出がところどころに残っているなぁと感じます。
忘れないけれど、
忘れたっていいんだよ。
って、モネちゃんは言っていたけれど、なんだかねー、もう全部自分の心の中に残ってるなと思う時があるんです。
菅波先生が言ってた「あなたの痛みは僕には分かりません。 でも、分かりたいと思っています」とか、
おじいちゃんが言ってた「しぶとくいけ!」とか、
そういう彼らの言葉をふと思い出すことがあって、その時に『おかえりモネ』はもう忘れるとか忘れないとかそういうことではなく、私の中にずっとあるんだって思うんですよね。
みなさんも、そんなことないですか?
コロナ禍でさまざまな関係が分断されそうな中、放送されていた『おかえりモネ』。
そんな時期が終わり、3年が経った今、時間も距離も超えて、みなさんと思い出を振り返られるのは、本当に奇跡のようなことではないでしょうか?
どこかであなたが今日も笑顔で暮らせていることを
遠くの私が願っています。
そう!今日も空は繋がっているのですから。
それではみなさま。いつでも気仙沼に「おかえり」してくださいね。お待ちしております!
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