先週の放送では、モネとりょーちんの父、耕治と新次がそれぞれ大きな決断をしていましたね。
さて、作中では成人の日を迎え冬真っ只中の時期ですが、冬にまつわる天気のことわざで「月夜の大霜」というものがあります。このことわざが表す現象は、次のうちどれでしょうか?
難易度は★★☆☆☆(2/5)です!ぜひチャレンジしてみてください。
「月夜の大霜」とは、”晴れた月夜の翌朝は、霜が降りている”という意味になっています。
月が見えるということは、雲がないということになります。雲は地表面から出た熱を吸収し、その一部を再び地表面にはね返すため、地表面の熱を逃がしにくくする役割を果たします。雲がない美しい月が見える夜は、雲による保温効果がないために地表面から出た熱はどんどん上空へ逃げてしまい、翌朝は霜がたくさん降りるくらい冷え込むことになります。この現象は「放射冷却」と呼ばれています(厳密には、風が弱く吹いている、空気が乾燥しているなどの気象条件も必要になります)。
ちなみにこのことわざは、晩秋から春先にかけての晴れた夜の明け方は”霜による農作物への被害”を警告する意味が込められているそうです。これから本格的な寒さが始まる時期ですが、帰り道に夜空を見上げて、翌朝の天気を予想してみてください♪
【出典・参考】
ウェザーニュース『今更聞けない? 放射冷却のメカニズムとは』
https://weathernews.jp/s/topics/201810/300175/