今週は、昔から伝わる「言い伝え」がストーリーの重要な鍵を握っていましたね。モネも「言い伝えは、過去の災害を踏まえているものだったりします。安易に受け流すべきではありません。」と言っていました。調べてみると、モネの故郷・宮城県のすぐお隣、岩手県にも、河川防災に関わる「言い伝え」があります。
ここでクイズです!てってれん!
岩手県奥州市(岩手県の内陸部)の言い伝えです。「出水(川が増水中)の時は、川の本流が○○の背中みたいに盛り上がり、川の中をごみが多く流れる。」
さて、この○○に入るのは次のうちどれでしょう?
難易度は★☆☆☆☆(1/5)です!
岩手県奥州市には、「出水の時は、川の本流が馬っこの背中みたいに盛り上がり、川の中をごみが多く流れる。」という言い伝えがあります。
※画像は『気象庁ホームページ』より抜粋
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tenki_chuui/tenki_chuui_p3.html
これには科学的な根拠はないそうですが、実際の経験則によるものです。この言い伝えから、川が馬の背中みたいに盛り上がったら増水中ということが分かります。避難の参考にしてほしいです。
ちなみに、モネの故郷・宮城県では「地震があったら津波の用心」と言い伝えがあります。大きな地震があったら、津波が来るかもしれない。これまで幾度も大津波を経験している沿岸部においては、昔から上記言葉が書かれた石碑が置かれている場所も少なくなりません。
下記総務省消防庁ホームページのURLから、他の地域の防災の言い伝えも見ることが出来るので、ぜひ参考にしてみてください!
【出典・参考】
総務省消防庁ホームページ-刊行物-データベース-全国災害伝承情報『防災に関わる「言い伝え」』
https://www.fdma.go.jp/publication/database/item/database009_02_02.pdf