毎週金曜日更新「おかえりモネが楽しみすぎる日記」です。突然の耕治さんの登場で盛り上がりました!グラサン&スーツ姿のゲキ渋のおじいちゃんも最高でしたね。私も汐見湯にお邪魔してみたいです。
さて、1週間の放送をイラストと文で振り返ります!
※ここからは14週目の放送ネタバレを含みます。まだご視聴のない方はここでリターンお願いします。
8月16日(月)次のステージへ
本日はお盆休み明け。先週はモネが菅波先生に「手当て」をしたところまででした。そこからの「ありがとう(by菅波)」ですよね〜。ここ「ありがとうございます」って敬語じゃないんですよ!すごく距離が縮まった感じがしました。菅波先生がほんの少し笑っているようにも見えました。微妙な表情の演技がすばらしいです。
いよいよ、朝岡さんはキャスターの辞意表明。会社は辞めずに、スポーツ気象に専念するそうです。後半の方で朝岡キャスターが「石音町」の土砂災害ニュースで少し慌てていましたが、以前何かあったんですかねー。このドラマは、それぞれが抱える「あの時ああしていれば」の想いを振り返っていく物語でもあるので、そんなことを思いました。
朝岡さんがスタジオキャスターを降りるということは、その枠が莉子に回ってきました!繰り上がりでモネも中継キャスターに抜てき!大変だ〜!耕治さん、気仙沼中に「うちの娘が〜」って言って回るのではないでしょうか?突然の白羽の矢にモネの返事は「考えさせてください!」でした。
8月17日(火)お父さんは見た…
先日、朝岡さんが登米に行ったのは、登米の近隣で大雨の被害を受けた「石音町」の様子を確かめるのが目的でした。そこは、8年前に大きな土砂災害を受けた場所でもあり、朝岡さんは再びその石音町を訪れたことになります。
Jテレでは、石音町の土砂災害に対する避難行動について特集を組む話が持ち上がります。話し合いの中で、日々の生活を奪われるほどの災害が再び起きるということは「もはや住めなくなっている」「その土地を離れるしかないってことか」という意見が出たとき、モネは思わず「それは、無理な話じゃないでしょうか?」と口を挟みます。モネは、震災の被害にあってなお、牡蠣養殖の仕事を続ける祖父の姿を思い浮かべていました。
実際、私も2012年に気仙沼へ移住してから「どうして津波で浸水した場所に住み続けるのか?」という問いを、たくさん聞いてきました。しかしそれは、モネの発言の後、朝岡さんがフォローしていたように「そんな簡単に語れることじゃない」という言葉に尽きると思います。
仕事や家庭環境など、物理的にその土地を「離れられない」人もいるでしょうし、思い出や文化的な側面から「離れたくない」という人もいるでしょう。そもそも「もう住みたくない」という人もいます。簡単には語れない話ですよね。
以前、及川家の新次さんが「俺は絶対立ち直らねぇ」って言った時もそうでしたが「辛い経験をなんとか立ち直らせる」というような形のストーリーを、簡単には見せないドラマだなぁ〜と改めて思いました。「辛いことは乗り越える」「住めなくなったら引っ越す」のように、スパッと解決できないのが現実なんだと思います。
あとは最後に、耕治パパがちょうどいい〜ところに登場。カバンをボタっと落として「ガーン!」つ、ついに、モネに彼氏が…!って? まだ、そば屋行っただけだから大丈夫だよ!気を確かに!
8月18日(水)父と祖父
今日の感想は「おじいちゃんかっこいい!」はい、もう、これだけで良いかな……とすら思いました。グラサンスーツの龍己さんが、本領発揮してめちゃくちゃ渋い! しかも優しいし「モネちゃん」って呼ぶのも素敵だな〜。前半はおじいちゃんに大注目でした。
見どころは他にもありまして、耕治さんの圧で、おじいちゃんの育てた牡蠣を無理して食べる菅波先生なども。先生は3回牡蠣にあたったことがあるんでしたね。でも食べて「うまい。こんなの食べたことないです!」の一言。ちゃんとおじいちゃんを見て感想言えてるし、あの挨拶もできなかった菅波先生が!感慨深いですねぇ。落ち着いたらみなさんも、気仙沼の牡蠣をぜひ食べにきてくださいね。本当においしいですから。
後半気になったのは、みーちゃんが東京に来なかった理由。なんとなくお姉ちゃんに会いたくないって感じでしょうか。悩んでるのはりょーちんのことかなぁ。そういう相談ができる友達がいると良いなぁ……と、少し心配になりました。
ラストは、ついにケンジとシロさん!!全国の「きのう何食べた?」ファンの皆さん、明日は見逃せない回になることでしょう。
8月19日(木)2人の会話
なぜか初めて会った気がしないモネ父の耕治さん&朝岡さんの会話メインの回!(通称「きのう何食べた?」回)
朝岡さんの心にずっと残り続けていたのは、やはり8年前の石音町の土砂災害のことでした。当時の朝岡さんはキャスターとして「深夜の移動は危険」「自宅の2階で過ごすのが良い」ということを放送で伝えていたのですが、その後土石流で集落が流され、犠牲者が出てしまう事態となったことを悔やんでいたのです。
そんな朝岡さんの過去も語られながら、二人は「なぜ被災地であっても、住んでいる人はその土地から離れないのか」ということを話します。「土地へのノスタルジーなんて命には代えられない」「でも命を引き合いに出して、大事なものを捨てろなんて迫るのは部外者の暴力」どちらも両方、朝岡さんの言葉です。
そして「(被災地に住み続けるのは)その土地で生きてきた人たちの愛情や思いに報いなければという思いが染み付いてる」と言いつつも「しかしその呪縛も怖い」と言うのは耕治さんです。
このセリフだけ抜き出してみると、2人とも「Aという考えもあれば反対のBという考えもある」というような言い方をしているのがよくわかります。
白か黒かと答えが出せることって、実際にはほとんどない気がします。だからこそ、朝岡さんも、モネも「希望を持ちながら自分なりの答えを探していく」ことをやっていますよね。
過去の後悔に対して、自分の感情を受け入れつつ、今できることをやっていく、というのが本当に現実的で、このドラマに惹かれる理由の一つだなぁとも思っています。
8月20日(金)新しい朝がくる
「百音をよろしく頼みます!」と菅波先生に頭を下げる耕治パパ。「いや、まだそば屋にしか…」と弁明しつつも、「永浦さんに何かあれば僕にできることはするつもりです」という菅波先生の宣言がカッコよかったです。好きな気持ちを自認しているような、いないような……そんな微妙な状態を保ちつつも、最大限誠意のある言葉でした!
そして「気象情報は未来を良くするためにある」という朝岡さんとの会話を通して、モネは中継キャスターを引き受けることを決意しました。
スタッフの方から「じゃあこの子たち(コサメちゃんと傘イルカくん)も引き続き永浦さんにやってもらいます?」と言われてましたけれども、え? 手に被せながら? それはもう「パペットマペット」じゃないか?って何万人かのオンエアバトル世代の人が思いましたよね。でも、想像したら可愛かったので、それもいいと思います!
最後はお父さんたちに続いて未知ちゃんが東京にやってくるシーンで終了。お姉ちゃんに会いづらい、という感じでもないのかな? 仕事オフっぽいみーちゃんが、かわいいです。
あと触れておきたいのは、おばあちゃんが牡蠣から木の芽に転生したことです!えっと……確か牡蠣は4年ものとか言ってたから、海の中でゆっくり育った牡蠣(=おばあちゃん)を、おじいちゃんは東京に持ってきたと。それを誰かが食べたことによって、近くにあった木の芽(木の笛)に転生……?するものなのでしょうか。まあ、転生のことはよくわからないけども、おばあちゃん、百音をよろしく頼みます!
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1週間のまとめは金曜に「気仙沼さ来てけらいん」ホームページで更新します。
金曜日の放送は楽しげな雰囲気で終わりましたが、今週は「被災地に住み続けるのはなぜか」といった難しいテーマが中心にありましたね。
「あさキラッ」もそうですけれども、テレビの全国放送では、短い尺で万人に伝わりやすい答えが求められると思うのですが、現実って「はっきりと答えの出ないこと」だらけですよね。ましてや、平日朝の15分刻みのドラマでそれを表現しようというのは、かなり難しいと思います。
「おかえりモネ」は、そこを諦めず丁寧に描いていて、気仙沼や東北をしっかり取材して作られてるんだなぁという風にも感じました!
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(文・イラスト/サユミ)
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