おかえりモネ、第5週に入りました!
また、今週の出来事としては全国的に梅雨入りしましたね。雨が降る日が多く、筆者は必ずと言ってよいほど外出時には折りたたみ傘を所持しております。一方で、モネは本格的に気象予報士の勉強を始めました。モネが疑問に思った「雨の降る仕組み」を菅波さんが解説していましたね。
ここで問題です!難易度 ★★★☆☆(3/5)です。
降水現象が起きる雲は、次の選択肢のうちどれでしょう?
降水現象が起きる雲「乱層雲」について解説します!
はじめに、一般的には「降水現象が起きる雲は積乱雲または乱層雲」といわれていますが、厳密に言うと積雲、層雲、層積雲と呼ばれる雲も降水現象を起こします。
種類ごとに、気象現象は以下のように変わってきます。
【積乱雲】雲が上空に向かって大きく発達した雲。突風、落雷、短時間強雨、大雨、雹、竜巻などの激しい気象現象を伴う。
【乱層雲】季節によらず冷たい雨を降らし、冬季には本州の太平洋側に雪を降らすことがある。
【積雲】日常的に発生しやすい雲。にわか雨や通り雨の降水現象が起きることがある。
【層雲】地表面付近に存在する空全体を覆っている雲。降水現象が起きても霧雨になることが多い。
【層積雲】下層の冷たい風が弱く吹いているときに発生しやすい雲。降水現象が起きても弱いことがほとんど。
このように雲の形から天気を予想することができます。
多くの場合、低気圧や前線の近くでは雨や雪が降ります。前線に近いところにあるとされる雲が増えてくれば「雨や雪の降り出しが近い」と予想することができ、前線から遠い所にあるとされる雲が見えていれば「すぐに雨や雪が降る心配はない」と予想することができます。
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ドラマの中でも、どんな雲が登場しているか、ぜひ注目してみてくださいね。体調を崩しやすい季節になっていますので、体調管理に気をつけて、引き続き「おかえりモネ」を楽しみましょう!
【出典・参考】
らくらく突破 気象予報士 かんたん合格テキスト (学科一般知識編)
ウェザーニュース『高さと形で決まる10種類の雲の名前』
https://weathernews.jp/s/topics/202102/050065/