ついに「おかえりモネ」の放送が5月17日にスタート!どんなお話になるのかワクワクが止まりません。
一方で、その2日後の5月19日。お天気の世界でも大きな変化が起こります。ずばり、新しい「平年値」の使用が始まるのです。「平年値」とは「その季節が普通、どのくらいの気温か」などを表すものです。天気予報で何気なく「平年並みでしょう」という言葉を耳にすると思いますが、その平年値は何年間のデータを用いて決められているでしょう?
天気予報などでよく「今日の最高気温は平年並みでしょう」のような、「平年」という言葉を聞くと思います。平年というのは現在「1981年~2010年」の30年間の平均値を基に値が決められています。その平年値が今年の5月から「1991年~2020年」のデータを基にした平年値に更新されます。新しい平年値とこれまでの平年値を比較すると全国的にいくつかの特徴が見られるようです。
①平均気温が上昇する
②降水量も増加する
③降雪量は減少する
これらは都市化によるヒートアイランドや自然変動、観測機器の変化、そして地球温暖化の影響があるとされています。またさくら開花の平年日も1日から2日ほど早まるそうです。
これまで天気予報で聞いてきた「平年並み」とこれからの「平年並み」で、若干の感覚のズレが生まれるかもしれませんね。
【出典・参考】
http://www.jma.go.jp/jma/press/2103/24a/210324_heinenchi.html