煙雲館

仙台藩御一家筆頭鮎貝家の庭園で、江戸時代初期の寛文年間、仙台藩茶道頭の石州流二代目清水動閑の作庭と伝えられています。当地の景勝地である岩井崎と大島を借景とした回遊式池泉庭園は、大崎市岩出山の有備舘庭園と並び称される名園で国指定の名勝です。日本でも珍しいシダレイトスギをはじめ、ドウダンツツジの大株、サザンカ、ビワ、マツなど数多くの樹木が見られ、四季折々に異なる表情を見せます。煙雲館(鮎貝邸)は国文学者・歌人の落合(鮎貝)直文の生家でもあります。落合直文は「恋人」という言葉をはじめて使った歌人であり、与謝野鉄幹や尾上柴舟の歌の師でもあります。
※見学は事前に連絡が必要。

お問合せ
0226-22-1318(鮎貝文子(館主))
所在地
宮城県気仙沼市松崎片浜197
営業時間
9:00~16:00 不定休
料金
無料
駐車場情報
10台