Story of Kesennuma
気仙沼が
日本一だったわけ
カツオは黒潮に乗り、南の海から北へ向かう回遊魚。春は鹿児島・勝浦といった南の港が水揚げを牽引し、5月頃から一気に漁場が北に移り、気仙沼に水揚げが集中する——それが、この港の常識でした。
気仙沼が選ばれてきた理由は、ただ漁場に近いからだけ、ではありません。
漁船が安心して入港できる体制、市内の加工・小売・飲食、そしてそれを支える買い付け力、燃油・製氷・餌や道具の仕込み、乗組員を迎える受入体制もある、そんな街——カツオ漁船がこの港を選び続けてきた、確かな理由があります。
2025年、日本一の記録は止まりました。
気仙沼の水揚げは前年比約13.5%。しかし、それは誰のせいでもない、海の物語でもありました。
——だから、今年はきっと届いて欲しい。
気仙沼、日本一返り咲きへ。