おかえりモネの舞台
気仙沼へのアクセス

藤竜也さん、竹下景子さんインタビュー

「ただいま、気仙沼」観光プロモーション記者発表

おすすめ 2021/12/13

連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台・気仙沼。主人公の祖父 龍己 を演じた藤竜也さんと祖母 雅代 を演じた竹下景子さんに出演をお願いした「ただいま、気仙沼」観光プロモーションが始まりました。
「ただいま、気仙沼」観光プロモーションでは、夫婦役を演じた2人がドラマ後に気仙沼を訪れ、のんびり旅をしている様子をご紹介しています。
気仙沼で出会った人や思い出の地を訪ね「ただいま、気仙沼」と、そんな気持ちでゆっくり巡る気仙沼。そこここにドラマのシーンを思い出す食や景色がある、そんなこの港町の冬をどうぞお楽しみください。

今回は去る11月19日に東京・有楽町で行われた「ただいま、気仙沼」観光プロモーション記者発表の場での、おふたりへのインタビュー内容をご紹介します!

藤竜也さん、竹下景子さんインタビュー


藤さんと竹下さん。ドラマのロケを通じて、気仙沼が大好きになったと話すお二人に、気仙沼の印象やロケでの思い出をお聞きしました。

――気仙沼の印象は?
藤 :訪れる前は、気仙沼という地名が、妖精が出てきそうな沼がありそうな不思議な地名で魅力的でした。実際に行ってみたら美しい入り江で、遠洋漁業の船の大きくて白い船体が壮観で美しかった。ヨーロッパで立派なクルーザーを見たりしたけど、「用の美」を持つ気仙沼の遠洋漁船の美しさにはかなわないね。それに、遠洋漁船の乗組員は、1年のうち10ヶ月も漁に出ていて、子供の入学の日にさえ出られないので、奥さんが生活を全部やりくりする。そんな家族のドラマも背負った船で、感動的ですね。

▲国内有数の遠洋マグロ漁船の船籍数を誇る気仙沼港。岸壁には漁船がずらり並ぶ。

竹下:初めて気仙沼を訪れたのは、震災前でした。そのときに気嵐をみて海から湯気が出ていて温泉みたいな景色だと思いましたが、今は、港町ならではの美しさ、生活の中にある美しい情景として思い出しています。気仙沼大島に架かる大島大橋の上からは牡蠣の養殖場や、大型漁船が並んでいる港の様子がとても美しいです。

▲冬の寒い早朝に気仙沼湾に現れる気嵐。朝陽に照らされてオレンジ色に染まる湾内で、大小の様々な船が行き交う光景は幻想的。

――気仙沼の魅力は?どういうところを知ってもらいたいですか。

藤 :気仙沼へはJR一ノ関駅から大船渡線にのって入ったらいいと思う。ローカル線で両脇にある草や木の枝をこすりながら走るんだけど、車体が古いのでガタピシ言いながらいろんなことをしゃべりながら動いているように感じる。「よーしがんばるぞ!」と言っているんじゃないかとか想像して、生きているみたいで。自分の歳と重ねあわせて、「がんばれ、行け!」と応援しながら乗っていると、なかなか楽しいんです。

竹下:最初に気仙沼に訪れたときに見た気嵐がとても幻想的で。これから出かける方には早起きして満喫してほしい。食べる物は本当に美味しいです。メカジキをお刺身で食べたのは初めてでしたが、脂があっさりと体の中にしみこむ感じでした。牡蠣は、丹精込めて一つ一つ美味しい立派な牡蠣に育てるために、いろんな努力をしているということを番組を通じて知っていたので、船に乗り、牡蠣棚へ行き、目の前で見てみると、生産者さんたちの気持ちがそのまま詰まっている「愛しい牡蠣」だなと感じました。それを是非、現地で味わっていただければと思います。

▲大島の牡蠣漁師さんに船に乗せてもらい、牡蠣いかだへ。気仙沼の海で育った牡蠣はぷりっぷりです。

また、気仙沼に何度か通って思うことは、震災があり、多くの人の努力で、今はきれいな街になっているけど、震災前には、その場所にまた別のかけがえのない生活があった。どこか訪れたときには、以前のその土地、その場所について、当時の空気みたいなものも想像をふくらませて、感じとっていただけたらと思います。

「気仙沼のこと、好きになっちゃったから」と気仙沼でのエピソードがどんどんでてくる藤さんと竹下さん。気仙沼の人との思い出も教えてくれました。

藤 :気仙沼大島で牡蠣を養殖している漁師さんにお世話になりました。船に乗せてもらって、牡蠣いかだへ行き、牡蠣棚の上を歩いたり、作業したりしたんだけど、はじめは体が思うように動かなかったんです。そこで第一線で働いているのは、ぼくらと同年代の方たちだったので、同じことが出来ずに愕然とした。くやしくて負けてられるかと思って、帰ってから近くの公園で漁師さんの動きをシミュレーションしてトレーニングしました。
また、東北の人たちはもっと口が重いのかと思っていたが、気仙沼の人たちは、そんなことなくて、ものすごくポジティブでフレンドリーでした。内野聖陽さんと魚が安くて美味しいという居酒屋に行ったら、同年代の方に肩を組まれたりして、一緒に盛り上がった。そんな経験もあって、大好きな大事な場所になりました。

▲気仙沼が大好きになったと話す藤さん。履いているジーンズは、気仙沼ならではのメカジキデニム。

竹下:震災前、気仙沼大島にある海沿いのお土産屋をやっていた「熊谷すん子さん(当時80歳)」に出会って仲良くさせていただいていました。震災後は連絡が取れない期間もあり、とても心配していたのですが、またご縁がつながり再会することが出来ました。再会した時、すん子さんは仮設住宅にいて、それが強烈な思い出となりました。そのあとに「おかえりモネ」のドラマに出演することになったので、役を演じるときには、私は、その方になればいいんだとすぐに思いました。気仙沼大島にいる母のような人をずっと心の中に思い浮かべて雅代さんを演じました。

▲気仙沼で出会った人や撮影での思い出を話す竹下さん。

また、ロケ撮影のときに「がんばらいん」という気仙沼の方言がなかなかうまく言えなかったんです。でも、エキストラの地元のみなさんが大合唱で「がんばらいん!!!」と大きな声で言ってくれて、「頑張らなくちゃ」と、すごく元気をもらった思い出があります。気仙沼の方々は、懐があったかく、深い。すごくホスピタリティのある方々です。
今回の「ただいま、気仙沼」キャンペーンも、発表直前に港に設置された大きな看板を見た方が、「龍己さんと雅代さんが帰ってきた」と連絡をくれました。そんな風な気持ちで出迎えてくれる方がいると、うれしくなりました。

▲気仙沼港内湾の商業施設「創(ウマレル)」の壁面には「ただいま、気仙沼」巨大看板を掲示中

気仙沼で出会った人たちとの思い出に、思わず「ただいま」と言いたくなる。ふとよみがえる思い出の景色がそこここにある。気仙沼はおふたりの特別な場所となったようです。

港町である気仙沼は、母港としてたくさんの方を「おかえり」で家族のように出迎えます。景色を楽しみ、豊かな食を味わい、心を癒す。そんな気仙沼をこの冬、あなたもゆっくりと巡ってみませんか。

冬の気仙沼旅まっぷ

連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台となってる気仙沼。世界三大漁場の一つである三陸沖でとれる海鮮や、ドラマで描かれるような港町の風景、豊かな自然の景色が魅力です。
気仙沼をめいっぱい楽しんで頂けるよう、冬のおすすめのスポットの情報などの特集記事をまとめました。