
「船」と聞くと、どんな船を思い浮かべますか?
気仙沼は、世界3大漁場の三陸沖に面する港町。水産業を中心として、さまざまな生業が広がっています。特に魚市場の近くには、大きな”漁船”がたくさん並んでいます。
このプログラムでは、震災後に市内5社が合併してできた新しい会社「みらい造船」の現場を見学します。現在観光プログラムの商品化を目指しているところで、今回は特別モニター価格でのご案内です!
上架された漁船の風景は、まさに壮観
船がなければ、漁に出ることはできない。水産業の根幹を支えているのが、船を造る「造船所」です。実は100t~500tクラスの漁船を総合的に提供できるのは、日本全国を見ても7ヶ所しかありません。その中の1つが、みらい造船です。
プログラムでは、みらい造船のスタッフさんと一緒に敷地内を歩いて回ります。現場はまるでビルの建設現場のよう!船体に使う鉄板を切る人がいれば、高所作業車で塗装をする人がいたり、配管工事をおこなう人がいたり。1つの船に、さまざまな業種の職人さんたちの技術がつまっています。
\見どころ1/
作業の中には、手作業でおこなう繊細な工程も多くあります。材料ひとつひとつに向き合い、船を造っていく様子は、港町だからこそ見られる職人技です。作業するオペレーターの位置からの景色も、見応え満点です!
日本に3ヶ所しかないシップリフト
みらい造船は、船を海から陸にあげる方法が特殊で、日本で3ヶ所しか導入していない「シップリフト方式」を採用しています。年間で数多くの船の修理、並行して新造船をおこなうみらい造船。シップリフトのような最新の設備で効率化を図りつつ、職人の手で仕上げる作業が数多く残っているのも、いわば「フルオーダーメイドの船」だからです。一隻として、まったく同じ船はないそう。
\見どころ2/
シップリフトとは、船を乗せたプラットフォームがエレベーターのように上下に動くことで、船を上下架(上げ下げ)できる方法です。日本では、沖縄県糸満市、千葉県富津市、3例目として気仙沼市に導入されました。
大人も子どもも、楽しめること間違いなし!気仙沼市民も普段は入ることができない現場です。気仙沼ならではの思い出に、造船所に遊びに行ってみませんか?
プログラム内容
- 開催日
- ①8月20日(土) ②9月7日(水)
- 料金
- 一般 2,000円、高校生1,000円、小・中学生500円
※未就学児は対象外です。
※今回はモニター特別価格です。 - 所要時間
- 10:00〜12:00(2時間00分)
10:10 集合、開催場所のみらい造船に移動
10:30 プログラム開始
12:00 プログラム終了・現地で解散
※集合場所から開催場所までは、各自で移動いただきます。 - 申込締切
- ①8月13日(土) ②8月31日(水)
- 定員
- 10名(最少実施人数2名)
- 集合場所
- 気仙沼「海の市」(〒988-0037 気仙沼市魚市場前7-13)
- 開催場所
- みらい造船(〒988-0034 宮城県気仙沼市朝日町7-5)
注意事項
- ・当日の作業状況により、見られる船の数は異なりますので、ご了承ください。
- ・ヒール・スカート・サンダル禁止とさせていただきます。また安全性を考慮し、長ズボンを着用ください。
- ・危険性や風習の観点から、妊婦の方の参加はお断りさせていただきます。
- ・水分補給用の飲み物は、必ずご持参ください。
- ・雨天時はカッパ着用(傘は不可)をお願いいたします。
- ・天候不良の場合は別プログラムとなる可能性があります。
- ・感染症対策として、手洗い・原則マスクの着用・体調不良時の申告などご協力をお願いします。
お申込フォーム
領収書が必要な場合は郵送いたしますので、住所を必ずご記入ください。
最新の情報については各問い合わせ先にお問い合わせください。