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気仙沼を支える漁具屋さん・氷屋さんをちょいのぞき【インターン記事】

気仙沼で1か月インターンをしています杉村と申します。出身は静岡県で現在は宮崎県の大学に通っています。行ったことのない場所で様々なことに触れ学びたいと思い気仙沼にインターンに行くことを決めました。

早速ですが、気仙沼の方々の熱い思いから生まれた「しごと場・あそび場ちょいのぞき気仙沼」について紹介します。

1.ちょいのぞきとは?

しごと場・あそび場ちょいのぞき気仙沼(以下、ちょいのぞき)とは、普段は入れない仕事場の見学や体験を通して、気仙沼の暮らしや魅力を体感できるプログラムです。気仙沼ならではの仕事・文化をちょいのぞきするというコンセプトで行われています。

プログラムには、漁業に関わる氷屋さん、函屋さん、漁具屋さん、漁業の他にもそば打ち体験や酒蔵見学など多くのプログラムがあり、夏には自由研究の題材にぴったりということから「夏休みの宿題大作戦」といった企画も行われています。ちょいのぞきを行っている、漁具屋さん、氷屋さんにちょいのぞきに対する思いを聞いてみました。

しごと場・あそび場ちょいのぞき気仙沼

2.漁具屋さん ~アサヤ株式会社~

アサヤ株式会社さんは漁業資材を販売している会社で、会社の中にある大きな倉庫にはたくさんの漁業資材が置かれています。漁具屋のちょいのぞきを通して、漁業の魅力を伝えていきたい、という思いからプログラムを開催しています。アサヤさんで扱っている漁具はなんと3万点!その中の一つを紹介します。

これ、何の道具か想像つきますか?「こんなに長いロープ、何に使うんだ?」と僕には想像がつきませんでした。アサヤの廣野一誠さんに話を聞くと、マグロ漁に欠かせない道具なんだそうです。

マグロ漁では、延縄漁(はえなわりょう)という漁法が使われていて、その仕掛けの枝縄(えだなわ)という部分なんです。言葉だけではよく分かりませんよね?イラストを用意したので、こちらを見てみてください。

イラストの赤丸の部分が枝縄です。長さは枝縄の部分だけで約30m。さらに、この枝縄1本は仕掛けの一部分でしかありません。イラストの黒丸の部分を幹縄(みきなわ)といいますが、ここに枝縄がなんと約3,000本もぶら下がっているのです。

もう壮大すぎて、訳が分からなくなってきました。では、この仕掛け全体ではどのぐらいの長さになるのでしょう?

長さはなんと150㎞!だいたい東京駅から静岡駅ぐらいまでの距離です。

僕は初め、マグロ漁の仕掛けといっても、せいぜい300mぐらいだろう、と思っていました。それがなんと、150㎞。想像の500倍、もう笑えてきちゃいます。

これだけ大きい仕掛けのため、延縄漁は時間もかかります。仕掛けを海に投げる投げ縄作業は約6時間、仕掛けを回収する揚げ縄作業はなんと、約9時間にも及びます。マグロ漁師さんはこんな大変な作業を日々しているんですね。

そんな漁師さんを支えるのがアサヤさんのお仕事。漁師さんの要望にそった漁具の改良や、時にはオーダーメイドの道具まで作っています。下の写真は先ほど紹介した、枝縄の先の針の部分です。

この針の根元、赤い部分があるのが分かりますか?150kmにも及ぶ延縄の道具のうち、枝縄の一部分のたった数センチですが、ここも意味・理由があってこうなっています。気になるその意味・理由については、是非ちょいのぞきで確かめてみてください。

アサヤさんにはこんな漁具がたくさんあり、様々な学びや体験ができます。気仙沼の漁業で実際に使われる道具に触れた上で、気仙沼で獲れた海産物を食べるには、またひと味違った体験になるのではないでしょうか。

アサヤ株式会社

3.氷屋さん ~株式会社岡本製氷冷凍工場~

続いては株式会社岡本製氷冷凍工場、通称・岡本製氷さんです。岡本製氷さんは気仙沼の水産業を支える氷屋さんですが、ただの氷屋さんではありません。氷の水族館という観光施設を運営するなど、様々な新しいチャレンジをしています。

氷の水族館に入ると、今にも泳ぎ出しそうな魚たちが氷の中にたくさん閉じ込められていて、まるで魚の大群の中にいるようです。「どうやって作っているんだろう?」「瞬間冷凍してるのかな?」と疑問が湧き上がってきます。

ということで、実際にどうやって作っているのか、岡本製氷の岡本貴之さんにお話を伺うために工場へとお邪魔してきました。下の写真にあるのが、魚を保冷するために通常の業務で使っている角氷です。これを作るのにも、約48時間という長い時間が掛かっているのだそうです。

ところが、このやり方だと氷の一部が白く濁ってしまい、氷の水族館にあるような透明な氷にはなりません。そこで、4日間(96時間!)というさらに長い時間をかけて、不純物を取り除きながら冷やしていくことで、氷の水槽に使われるような氷を作っているのだそうです。(瞬間冷凍どころじゃなかった・・)

こうして作った氷の水槽は本当に透明度が高く、魚の細部までくっきりと見えます。とても繊細で難しい作業だそうで、岡本製氷さんの技術力の高さが実感できますね。

氷はただ冷やすだけのものではない、氷の可能性を多くの人に知ってもらいたい、氷の水族館を通じて気仙沼をもっと盛り上げたい、という岡本さんの思いを聞き、僕は圧倒されました。ご自身の会社のことだけでなく、氷の可能性の追求していく、なんてカッコよすぎます。氷の水族館はマイナス20℃の極寒ですが、岡本さんの思いはめちゃくちゃ熱い!

実際に氷を作っている様子については、ちょいのぞきに参加すると見ることができます。僕のように、氷屋さんの熱い思いに圧倒されるはず。是非、ちょいのぞき、氷の水族館へと足を運んでみてください。

株式会社岡本製氷冷凍工場

気仙沼海の市 氷の水族館

 

 

気仙沼の可愛いお魚グッズをお土産に!【インターン記事】

皆さんこんにちは、普段は東京の大学に通っていて、現在一ヶ月気仙沼で観光についての研修をしている楠瀬 礼と申します。さて、自分の研修期間も残り少なくなり最近頭を悩ませているのがお土産。気仙沼の美味しい食べ物は買って帰るのはもちろんなのですが、それ以外に何か形として残るものが欲しいなと思い探してみました。

 

今回紹介するお店は、1974年のご両親の代から続くと言う老舗洋服店、YAMAUCHIさんです。

店の一角に並べられていたのは、気仙沼に水揚げされる魚介をモチーフにしたグッズの数々。具体的には、サメ、カツオ、マグロ、ほや、サンマのTシャツ、ポーチ、バッグなどなど。店主の山内由紀江さんは、震災を機に、ご自身のシルクスクリーンについてを知識を生かし、これらのグッズを作り始めたそうです。

震災直後は、きてくれた人がグッズの説明などを通して笑ってくれて嬉しかったと語っていらっしゃったのが印象的でした。魚は食べるのもいいいですが、たまには身につけてみてはいかがですか?

小物いれ

バッグ

Tシャツ

店名
YAMAUCHI
住所
宮城県気仙沼市田中前1丁目4−9
電話番号
0226-23-3365
ホームページ
https://ameblo.jp/yamauching/

また、YAMAUCHIさんは気仙沼独自の取り組みであるクルーシップの加盟店であり、こちらのサイトでも紹介されています。
https://crewship.net/shoplist/other/yamauchi/

木造校舎を活用した蕎麦屋さんをちょいのぞき【インターン記事】

気仙沼で1か月インターンをしています杉村と申します。出身は静岡県で現在は宮崎県の大学に通っています。行ったことのない場所で様々なことに触れ学びたいと思い、今回気仙沼にインターンに行くことを決めました。

ある日、インターン先の方に「八瀬でそば打ちしにいこう!」と誘われ、「どこだ八瀬って?」「そば打ちなんかしたことないよ~」と思いながらも行ってみることに。今回はそのときの蕎麦屋さんをご紹介します。

1.八瀬学校そばについて

「蕎麦屋さん」と聞いて、みなさんはどんな場所を思い浮かべますか?僕は当然ながら、店先に暖簾がかかっていて、看板が掲げられていて、和風なつくりの建物を想像していました。ところが、実際に行ってみると、着いたのは古い学校。

この建物は大正11年に建造された、旧月立小学校の木造校舎です。「すげ~ジブリ映画にでてきそう」と思いながら、中に入り、廊下を進むと、「八瀬学校そば」という暖簾がありました。

八瀬学校そばでは、吉田さん夫妻をはじめとした八瀬地区の住民の方々が、毎月1回お蕎麦を提供しています。ここでは、ただ美味しいお蕎麦が食べられるだけでなく、八瀬で育てられた蕎麦粉を使った蕎麦打ち体験をして、自分で打った蕎麦を食べることもできます。

2.蕎麦打ってみた

今まで蕎麦は好きで食べていましたが、自分で蕎麦を打ったことなど一度もありませんでした。人生初の蕎麦打ちにチャレンジです!

まずは水回しという作業。蕎麦粉と水を混ぜ合わせていきます。

「水と蕎麦粉混ぜるだけなら簡単でしょ!」って思ってましたが、やってみるとなかなか均等に混ざらず、とてもきつい。また、その日の気温や湿度に合わせた水の量の調節も必要になります。

次は練りの作業です。先ほど水に混ぜ合わせた蕎麦粉を一つのかたまりにまとめていきます。

その後、延しというピザ生地のように平らに引き延ばしていく作業です。これはお蕎麦屋さんで見たことあるんじゃないでしょうか。ただ延ばせばいい、ってものじゃないからこれも難しい。蕎麦って繊細なんです。

次は蕎麦を切っていきます。個人的に、この蕎麦包丁にはずっと憧れがありました。でも、実際に使うと、やっぱりとても難しい。

何とか切り終えて、あとは鍋で茹でて・・

完成!

初めて打った蕎麦は、形や太さが全部バラバラ。しかし、味はとても美味しかったです!また、天ぷらもとても美味しくて、お腹いっぱい食べてしまいました。

食後のおまけに作っていただいた、蕎麦チップもとても美味しかった~。

3.八瀬学校そばの日・蕎麦打ち体験について

八瀬学校そばは、月に1度、毎月第3日曜日に旧月立小学校校舎で開店しています。八瀬の美味しい蕎麦をぜひ食べに来てください!

八瀬学校そば

また、蕎麦打ち体験については、「しごと場・あそび場ちょいのぞき気仙沼」というプログラムで行っています。興味のある方は、ぜひ参加してみてください!

ちょいのぞきセレクト 八瀬そば打ち体験

4.最後に

「八瀬で何かをつくりたい」という住民の方々思いが集まり、始められたのがこの八瀬学校そばです。

八瀬学校そばがある旧月立小学校のグラウンドは、震災時ボランティアのテント村になっていました。そんな中、吉田さんご夫妻や八瀬学校そばのメンバーは、ボランティアの方々に無料で蕎麦をふるまい、キッチンやお風呂まで作っていたそうです。

自らボランティアとして来ているのだから、そんなことまでする必要はないという声もありましたが、気仙沼のためにボランティア活動をしている方々に少しでも恩返しができるように、という思いでこの活動を続けていました。美味しい蕎麦を味わいながら、そんな貴重なお話を吉田さんご夫妻から聞くこともでき、とてもいい体験ができました。

皆さんも、八瀬学校そばで、自分で打った蕎麦を味わってみませんか?吉田さんご夫妻はじめ、八瀬地区の方々がいつでも暖かく迎え入れてくれます!

焼きジョーズ・さんまのたいやき・ホヤぼーや焼きの食べ比べ【インターン記事】

こんにちは。2月12日から一か月気仙沼地域戦略でインターンをしている森口海生です(名前は「かつお」と読みます)。

出身は岐阜県で今は宮崎大学に通っています。今回、観光で地域経営をするDMOの先進地である気仙沼市でDMOについて学びたくインターンしています。

今回僕は、気仙沼を観光する上で旅のお供になるであろう、持ち歩きながら食べれる軽食を食べ比べて紹介していきたいと思います。

 

焼きジョーズ

私がまず向かったのはcafe RSTさん。

2018年に始まったカフェで、ネオンカラーで書かれたRSTの文字が目印です。“reset and restart”の文字を取って名付けられました。復興、地元の人や旅行客の心身のリセット、休憩した後再出発する場所にしてほしいという願いが込められているそうです。

お店の雰囲気

今回はお店のオススメであるコーヒーに合う軽食を紹介します。それがこちら!

焼きジョーズ!!

元々は気仙沼の水産会社さんが作っていましたが、地元のものを使った何かを販売したい、というRST店長の寺口さんの思いが水産会社さんに伝わり、引き継ぐことになりました。

味は2種類でつぶあんと期間限定の味(執筆時は桜あん)になります。期間限定の味は2か月に1回のペースで変わるそうです。値段は1つ230円です。

そんな焼きジョーズの特徴は生地!たいやきに使う生地ではなくホットケーキ用の生地を使っているため、生地自体も甘いしふっくら。テイクアウト可能なので、気仙沼内湾散策のお供にいかがでしょうか。

店名
cafe RST
住所
宮城県気仙沼市南町海岸1−14
電話番号
0226-48-5998
ホームページ
https://www.cafe-rst.com/

 

さんまのたいやき

次に向かったのがサンマミーア2さん。

気仙沼出身の店長は元々、東京で働いていたのですが、震災を機に何か気仙沼に関われないかと思い、移動販売という形からお店を始めたそうです。

場所はスーパーマーケットの隣にあり、自分が取材した夕方ごろは老若男女問わずたくさんのお客さんがいらっしゃっていました。

そんなサンマミーア2さんでオススメするのがこちら。

さんまのたいやき!!

気仙沼らしいもので何か作ろうと考えたとき、気仙沼のサンマが東京でも有名だったのを思い出し、サンマの形にしたそうです。味はあんこ、カスタード、チーズの3種類。値段はあんこ、カスタードが120円、チーズが220円になります。

店長イチオシのチーズを僕もいただいてみました。

この写真は僕ではありませんが、このような感じでチーズが伸びました!伸ばそうと思えばちょっと人目が恥ずかしくなるくらい伸びます!!元々、期間限定だったものが好評でレギュラーメニューになっただけあり、とてもおいしかったです。

店名
サンマミーア2
住所
宮城県気仙沼市田中前1丁目5
電話番号
090-5186-8625

 

ホヤぼーや焼き

最後に向かったのはCHEERSさん。移動販売でホヤぼーや焼きを販売しています。

最初は気仙沼市にある川口町の自治会長さんが始めたそうです。始めたきっかけは、震災後連絡の取れなくなった人たちの生存確認をするためで、祭りなどに出店し、ホヤぼーや焼きを通して情報を得るために続けていたのだとか。震災から数年が経って、そろそろ辞めようかと思っていたところ、今の店長さんが声をかけて引き継ぐことになったそうです。

味はあんこ、チョコ、カスタード、ずんだ、キャラメルの5種類。値段は1つ120円です。

そんなホヤぼーや焼きの店長のこだわりは「もっちりとした生地」。水と粉の絶妙な調節により生み出されるもちもちの食感が最高なのですが、この生地を生み出すのに何年もかかったそうです。

また、普通の生地より、水分が少し多いため焼くのが難しいとのこと。自分も体験してみましたが、一つもきれいに作れませんでした。とにかく生地のこだわりがすごく、食べ比べてみれば一瞬で違いがわかります。

お昼はホヤぼーや焼きを販売しているんですが、実はこのお店、夜はバーをやっているんです。メキシコの料理とテキーラが楽しめます。テキーラと聞くときついイメージがありますが、店長が一から自分に合ったものを選んでくれます。ぜひ夜のCHEERSにも足を運んでみてください。

 

店名
CHEERS
住所
宮城県気仙沼市4 みしおね横丁 気仙沼市魚市場前4-6
電話番号
070-1735-6407
まとめ

今回3つのお店を食べ比べてみて、それぞれのお店でこだわりが違い、味や食感は全く違いました。しかし、それぞれの店長さんが根底に「震災を機に気仙沼のために何かできないか」という同じ思いがあったように感じます。

焼き商品一つに自分の知らないたくさんの思いやストーリーが込められており、とても驚きました。気仙沼に旅行に来た際は、少し懐かしさを感じるこれらの焼き商品を食べながら観光してみると、また少し違った気仙沼を味わえるかもしれません。

サメ革、アメカジ、帆布製品を気仙沼のお土産に!【インターン記事】

皆さんこんにちは、普段は東京の大学に通っていて、現在一ヶ月気仙沼で観光についての研修をしている楠瀬 礼と申します。さて、自分の研修期間も残り少なくなり最近頭を悩ませているのがお土産。気仙沼の美味しい食べ物は買って帰るのはもちろんなのですが、それ以外に何か形として残るものが欲しいなと思い気仙沼の内湾地区を探してみました。

それでは、早速紹介していきたいと思います。

SHARKS

気仙沼といえば、言わずと知れたサメの水揚げ日本一の街です。サメと言うと、ついついフカヒレを想像しがちですが、こちらのシャークスでは“サメ革”を使った製品をはじめ、数多くのサメ関連商品を販売しています。サメ革の特徴は、水に強いこと、お手入れが簡単なことなどが挙げられますが、加工の難しさから取り扱っている店舗は全国でも両手で数えられるほどしかないそうです。

店内の様子カラーバリエーション豊富なサメ革製品
デザインもユニークな小銭入れ
店内には他にも数々のサメ関連商品が並ぶ

 

店名
SHARKS
住所
宮城県気仙沼市南町海岸1−14内湾商業施設ムカエル1F
電話番号
0226-24-5760
ホームページ
https://sharksjapan.shopselect.net

また、SHARKSさんは気仙沼独自の取り組みであるクルーシップの加盟店であり、こちらのサイトでも紹介されています。
https://crewship.net/shoplist/sales/sharks/

 

Lander Blue

Lander Blueでは漁師町のイメージとは一風変わったおしゃれな服が並べられています。商品のラインアップに関しては、定番アメカジテイストも残しつつも、現在のトレンドであるアウトドアを取り入れているとのこと。また、商品については、他ではあまり手に入らないものを中心に取り扱い、商品の質には特にこだわっていらっしゃいました。

例えば、以下の1枚目の写真のTシャツに関しては、一見するとカラーバリエーションが豊富な普通のTシャツに見えますが、素材であるコットンの質や、ヴィンテージカラーで統一された色など細部へこだわりが感じられました。

こだわりのTシャツ
こだわり商品の数々

 

最近は、ネットでの販売が多くなり商品の背景を知らずに見た目だけで購入することが増えましたが、ぜひ実際に商品を手に取って、販売者の思い、こだわりを聞いてショッピングをしてみてはいかがでしょうか?買ったものへの愛着がわくこと間違いなしです。

 

さて、中には写真の背景などからお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、上記の二店舗は実は同じ暖簾のもとで営業されています。

左から熊谷牧子さん(SHARKS)、千葉隆博さん(Lander Blue)

 

両店は、震災後のプレハブの商店街の時に出会い、その後また別のプレハブで現在のように同じ区画でお店をするようになり、現在ではさらに場所を変え、カフェRSTさんも加えた3店舗で営業されています。

各店でそれぞれ代表をされている熊谷さん、千葉さんは共に気仙沼出身で、お二人からは地元気仙沼への愛がひしひしと伝わってきました。お二人の気仙沼愛を感じながらショッピングをしてみてはいかがでしょうか。

店名
Lander Blue
住所
宮城県気仙沼市南町海岸1−14内湾商業施設ムカエル1F
電話番号
0226-25-7839
ホームページ
https://lander.thebase.in

また、Lander Blueさんは気仙沼独自の取り組みであるクルーシップの加盟店であり、こちらのサイトでも紹介されています。
https://crewship.net/shoplist/other/landerblue/

 

MAST HANP

南町紫神社前商店街の二階のおしゃれな店に並んでいるのは、帆布から作ったというたくさんの布製品。バッグについてはサイズは大きいものから小さいものまで、また色もオーソドックスな色から明るい色まで豊富に取り揃えられています。そして、取り扱っていらっしゃるのはバッグだけではなくて、スマホ入れやポーチなど小物入れも取り揃えられています。

店内の様子

 

そして驚きなのが、デザイン、制作等全てをご自分でされているという点です。そのため、オーダーメイドでの注文も可能と言うことで、私もトートバッグが以前から欲しかったこともあり、実際に作ってもらいました。

今回自分が作っていただいた商品は、

・既定のサイズよりも少し大きめにする
・持ち手の色を変更
・持ち手のステッチの色を変更
・底のまちに少しゆとりを持たせる

等をしてもらい、以下のものを作っていただきました。イメージ通りで大満足です。

 

 

他にも持ち手の素材やポケットの数、刺繍などを入れてもらうことができるので世界に一つの自分だけのものを作っていただけるのではないでしょうか。さらに、自分用だけではなく、贈り物としていかがですか。

店名
MAST HANP
住所
宮城県気仙沼市南町2丁目4−10 紫神社前商店街2F
電話番号
0226-25-7081
ホームページ
https://www.masthanp.com

また、MAST HANPさんは気仙沼独自の取り組みであるクルーシップの加盟店であり、こちらのサイトでも紹介されています。
https://crewship.net/shoplist/sales/masthanp/

 

サメのコラーゲンの化粧品をお土産に!【インターン記事】

皆さんこんにちは、普段は東京の大学に通っていて、現在一ヶ月気仙沼で観光についての研修をしている楠瀬 礼と申します。さて、自分の研修期間も残り少なくなり最近頭を悩ませているのがお土産。気仙沼の美味しい食べ物は買って帰るのはもちろんなのですが、それ以外に何か形として残るものが欲しいなと思い気仙沼を探してみました。

 

今回は、サメに新たな価値を見出したKESEMO MARINUSさんを紹介します。その新たな価値とは、なんとサメのコラーゲンを使った化粧品。震災後に、これまでとは異なる利用法はないかと模索した結果、化粧品にたどり着いたそうです。もともと、気仙沼にはフカヒレの加工場がたくさんあり、そこで働いている方々の手の綺麗さから着想を得たというなんとも気仙沼らしい誕生の理由です。

 

プロのアドバイザーに監修してもらいながら独自に開発したという化粧品の特徴としては、コラーゲンが良質で保湿力が高く、男女問わず使えることが挙げられます。

 

男女問わず誰でも使えるということで、実際に僕も美容液を使ってみました。使ってみた感想としては、まず匂いに関しては、シトラス系で落ち着く香りでした。質感としては、ベタつきもなく、しっとりとしていて、肌なじみが良いというのがよくわかりました。

 

フカヒレと一緒に化粧品もつけてお土産として渡してみれば、驚かせることができるのではないでしょうか?

 

店名
KESEMO MARINUS
住所
気仙沼市弁天町1丁目7-4
電話番号
0120–665–604
ホームページ
https://kesemo-marinus.com

また、KESEMO MARINUSさんは気仙沼独自の取り組みであるクルーシップの加盟店であり、こちらのサイトでも紹介されています。

https://crewship.net/shoplist-top/ec/kesemo-marinus/

 

 

魅力と旨味があふれ出して止まらない魚、ドンコ【インターン記事】

こんにちは。2月12日から1ヶ月間、気仙沼地域戦略でインターンをしている森口海生です(名前は「かつお」と読みます)。

出身は岐阜県で、今は宮崎大学に通っているのですが、観光で地域経営をするDMOの先進地である、気仙沼市でDMOについて学ぶためにインターンへ参加しました。

ところで、みなさんは気仙沼といえば何を思い浮かべますか? カツオ、牡蠣、フカヒレなど海の物を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。僕も最初は気仙沼といったらカツオと思っていました。実際に気仙沼の水産業者さんを見てみると、牡蠣や大きなタラが並んでいたのですが、その中で衝撃的な姿をしていた魚を見つけました。

水揚げされたドンコ

そう、それが「ドンコ」です。

ぱっかり開いた大きな口。その中から出ている謎の丸い物体。この魚は何なんだ、と驚きと興味を持ちました。そこで、今回はドンコについて紹介してみようと思います。

1. ドンコってなに?

ドンコは、タラ目に属するタラの仲間で、正式名称を「蝦夷磯鮎並(エゾイソアイナメ)」と言います。特徴は何と言っても、この口から何か出てる姿!!

これ、実は胃袋なんです!深海魚であるため、水揚げすると水圧の関係で口から出てくるそうです。

ちなみに、気仙沼では「えびす講」と言って、旧暦10月20日、2020年でいうと12月4日(金)大安の日に、「商売繁盛」の神様であるえびす様を祀る行事があります。その行事のお供え物として、一般的にはえびす様にちなんで鯛をお供えするのですが、気仙沼ではこのドンコをお供えします。

地元の魚屋である磯屋水産さんに話を伺ってみたところ、ドンコは口が大きくて「何でも食う」「たくさん入ってくる」ということで、「お金がたくさん入ってくるように」とドンコをお供えするのだとか。

2. ドンコを釣りに岸壁へ

釣り好きの方からドンコは自分でも釣れるよ、とお聞きしたので、早速釣りに行ってみることにしました。釣り道具を持ってきていなかった僕は、気仙沼市の鹿折にあるマルカノーさんに買い物へ。

入ってすぐのところに、初心者用の低価格な釣竿が売られていて、餌などを全部含めて、3,000円くらいで揃えることができました。

それでは、釣りに出発!

気になる結果は・・一匹も釣れず。

連れてきていただいた方に聞くと、普段は普通に釣れるそうですが、この日はあいにく天気がもの凄く悪かったので、残念な結果になってしまいました。

3. ドンコを自分でさばいて食べる!

自分で釣ることは出来ませんでしたが、やはりドンコを食べてみたい!ということで、自分で買ってきちゃいました。

作る料理は2つ、ナメロウとドンコ汁です。普通の魚と同様に、三枚おろしにしていくのですが、僕は魚をさばくのも初心者。今回は、気仙沼で釣りをメインにYouTuberとして活躍している、アナハゼティさんの動画を参考にしていきました(動画のURLは最後に載せておきます)。

<ナメロウ>
材料
・ドンコの切り身
・ドンコの肝(肝は少し湯がいておくとよい)
・味噌
・ショウガ
・ネギ
作り方
1. 魚の切り身をたたく。
2. 味噌とショウガを入れてたたく。
3. 湯通しした肝、ネギをいれて再度たたく。
4. 完成!

これは衝撃的な美味しさでした!ドンコの肝によって、とっても濃厚な味になります。お酒のつまみにも、ご飯のお供にも最高です。

<ドンコ汁>
材料
・ドンコの身
・ドンコの骨・アラ
・ドンコの肝
・ネギ
・味噌
作り方
1. さばいた時に出た骨・アラの部分で出汁をとる。
2. ドンコの身を入れる。
3. 味噌を溶かす。
4. 肝を入れる。
5. 完成!

ドンコの出汁がしっかりと感じられる味です。また、最後に入れた肝がさらなる旨味とコクを与えてくれています。

4. まとめ

牡蠣やフカヒレなどたくさんの海の幸がある中で、今回はドンコに着目してみましたが、身から肝、骨まですべて美味しかったです。

先日、鮮魚店の濱喜さんでお話を伺ったときに、「魚は切り身ではなく、まるまる一匹買って欲しい」とおっしゃっていました。今回はじめて一匹買って自分でさばいてみたわけですが、すべての部分が料理に使えて、しかも切り身で買うより安く、とても頷ける気がします。今回のインターンを機に、自分も魚の買い方を考え直したいと思います。

取材協力: 磯屋水産濱喜

参考: アナハゼティ「このドロドロの深海魚。釣れても捨てないでください

サメの心臓って食べれるの!?【インターン記事】

こんにちは。気仙沼地域戦略で1か月インターンをしています杉村と申します。出身は静岡県で、現在は宮崎県の大学に通っています。行ったことのない場所で様々なことに触れ学びたいと思い、今回、気仙沼にインターンに行くことを決めました。

早速ですが、僕が気仙沼に来て衝撃を受けた「モウカの星」を紹介したいと思います!

1.モウカの星とは?

皆さんは「モウカの星」って聞いたことありますか?モウカはネズミザメのことで、星は心臓のことを指すので、モウカの星はネズミザメの心臓のことを言います。気仙沼ではほとんどの魚屋さんで買うことができます。

言葉では伝わらないので、写真でお見せしますね。これがモウカの星です!

この心臓が並んでいる光景、初めて見た時には本当に驚きました。「まんま心臓じゃん!こんなの食べれるのかよ・・」って正直思っちゃいました。

気仙沼では、モウカの星は一般的にお刺身で食べられているんですが、これをお刺身で食べる、と聞いてちょっと心配になりました・・「食べてみたら意外と美味しいのかな・・」などと思いながら、今回はこれを自分で調理していきたいと思います。

2.モウカの星、捌いてみた

まず、血抜きをするのですが、ここでしっかり血抜きすることが大切です。しっかり血抜きをしないと臭みが取れず、美味しく食べられません。

血抜きをしっかりしたら、次は包丁を入れていきます。

切ってみると、断面も心臓そのもので、やっぱり衝撃的・・・ほんとに刺身で食べられるのでしょうか?

この後は、薄く一口サイズに切って、氷水でしめれば完成です。

見た目はレバ刺しに似ていますね。

3.モウカの星、その味は?

モウカの星の食べ方ですが、酢味噌をつけて食べるのが気仙沼流です。酢味噌の他には、ごま油と塩もおすすめと聞きました。今回は両方で食べてみたいと思います。

まず食感としては、こんにゃくのように柔らかくも弾力がある、という感じです。

食べ方については、個人的は酢味噌で食べる方が美味しいと思いましたが、さっぱりレバ刺しのように食べたい人は、ごま油に塩も気にいると思います。

気になる味はというと・・ごめんなさい、僕の表現力では「大人な味~」としか言えません。これは実際に食べてもらわないと伝えられません!

4.気仙沼のサメ漁

さて、ここで魚屋さんから聞いた、気仙沼のサメ漁についても紹介したいと思います。

気仙沼はフカヒレ生産日本一の街ですが、過去には風評被害を受けたこともありました。一時期、環境保護団体によって、気仙沼ではサメのヒレだけを取って、他は全部捨てている、フィニング工場だ、と誤った風評を受けたこともあります。

しかし実際には、サメの肉はかまぼことして加工・販売されているほか、シャークナゲットとして地域の給食でも提供されていますし、皮はベルトやバックの材料に、軟骨は栄養補助食品の原料に使われてています。今回紹介したモウカの星も含めて、サメはほとんどの部位を余すことなく使う、ということが気仙沼では大切にされているのです。

5.最後に

新鮮なモウカの星は、気仙沼に来ないと食べられません。自分で捌いてみて思ったことは、やっぱりお店で食べたほうが美味しいし、なにより楽だということ。ということで、モウカの星を食べられるお店を紹介します!

<モウカの星を食べるなら>
福よし
宮城県気仙沼市魚町2丁目5−5 TripAdviser
ぴんぽん
宮城県気仙沼市南町1-2-3 食べログ
<モウカの星を買うなら>
磯屋水産
宮城県気仙沼市港町1-3 ホームページ
濱喜
宮城県気仙沼市魚市場前7-13 海の市1階 海の市ホームページ
阿部長商店
宮城県気仙沼市魚市場前7-13 海の市1階 ホームページ

写真提供・インタビュー協力: 磯屋水産濱喜

ゲストハウス架け橋【インターン記事】

どうも、皆さんこんにちは、普段は東京の大学に通っていて、今は気仙沼に一ヶ月、観光についての研修で来ている楠瀬 礼と申します。

自分は、10月から3ヶ月間ほど、ゲストハウスを転々としながらヨーロッパを旅してきました。その中で、年齢、性別、国籍、職種などをごちゃ混ぜにしたゲストハウスという特異な場に魅せられました。そんな僕が、気仙沼でもゲストハウスがないだろうかと探していると、なんとあるではないですか…….

その名も「ゲストハウス架け橋」!(以下架け橋)

実際自分も宿泊したので、その様子も交えながら皆さんに架け橋について紹介していきたいと思います。

実際の夜の様子

さて、早速、実際のゲストハウスの夜の様子をお届けしたいと思います。

僕がお邪魔させていただいたのは、真冬のとある土曜日のこと。架け橋では土曜日に多種多様なイベントが開催されています。今日のイベントは、数ヶ月の航海を終え気仙沼に帰ってきたマグロ漁師から仕入れてきたマグロを食べる、その名も「マグロ祭り」!!なんともいい時にお邪魔させていただきました。

その料理メニューは、

・マグロのユッケ
・マグロの刺身
・サメカツ
・味噌汁
・ご飯

でした。料理に関してはどれも本当に美味しい。

マグロ祭りの料理

ちなみに、イベントがない時は

・サメカツ
・ホルモン
・メカジキのハーモニカ煮

の三種類の定食から選ぶとのことです。

 

19:00から食事が始まるのですが、16:00ごろからポツポツと人が集まってきます。今日はなんと最終的に20人ほども人が集まる模様。

今日の宿泊者、参加者の方も多種多様です。月一できているという学生とその友人、地元のおじちゃん、北陸からの医学部生、新聞記者、スタッフさんの家族、地元のご家族(子供が天使すぎました…)などなど老若男女問わず人が集まってきます。

掘りごたつ二つに分かれ、みんなで食卓を囲みます。どこからともなく、会話が始まり、最終的には昔から友達だったかのように会話を楽しんでいらっしゃいました。

歓談の様子

夜も更け、各自自室へと戻ります。部屋は、貸切用の和室、ドミトリー(男女別)の二種類あり、自分はドミトリーの方に泊まりましたが、ドミトリーでも、各ベッドにカーテンが付いており、決してプライバシーが損なわれるということもありません。むしろ、さっきまで楽しく談笑していた方々と一緒の部屋なので、安心できます。部屋に戻ってからは束の間の、ボーイズトーク、ガールズトークを楽しんで皆さん眠りにつき、架け橋の夜も終わりを迎えます。

ドミトリーのベッドの様子

架け橋の魅力とは?

さて、ここまで実際夜の様子をお届けしてきましたが、実際に僕が思う架け橋の魅力をお伝えします。

ゲスト同士の距離が近い

先ほどもお話しした通り、みなさん初対面だということを感じさせないほど気さくに話をしています。架け橋の共有スペースには掘りごたつが2つしかないので、三人以上いると二人以上座るこたつが必ずできるので、そうすると、自然と会話が生まれ、いつの間にか仲良くなっているようです。さらに、古民家を改装したものなので、なんとも言えない田舎のおばあちゃんの家に帰ったような安心感を覚えます。

地元の人々との交流がある

架け橋は夜の時間になると、自然と地元の方々が集まってきます。旅行先で誰か現地の人々とお話をしてみたい、と思う人はたくさんいると思いますが、ここはそれができる場所です。気仙沼の人から地元のことを聞いてみたり、人生の先輩に相談をしてみたりなどなど。温かい気仙沼の方々は皆さんを大歓迎してくれること間違いなし。

スタッフの方々が親切

スタッフの方々は本当に皆さん親切です。人見知りなあなたも、スタッフの方が他のゲストさんとの会話のきっかけに必ずなってくださいます。そして、料理上手。

 

ご予約は以下のホームページから出来ますが、当日は電話での予約をお願いしています。また、Facebookには土曜日のイベントの様子などを載せています。是非ご覧ください。

店名
ゲストハウス架け橋
住所
宮城県気仙沼市長磯前林55-3
電話番号
080-3190-9973
ホームページ
https://www.kakehashi0311.com
Facebook
https://www.facebook.com/kesennumaguesthousekakehashi/