夢の架橋、いよいよ!

【祝】気仙沼大島大橋が4月7日に開通!

おすすめ 2019/01/08

気仙沼大島と本土をつなぐ期待の橋として現在建設中の「気仙沼大島大橋(鶴亀大橋)」の開通日がこのたび決定しました! 開通は平成31年4月7日(日)の午後3時です。

気仙沼大島大橋は「緑の真珠」と呼ばれる東北最大の離島「気仙沼大島」を本土と結ぶ白亜のアーチ橋で、震災後の平成26年11月に着工され、平成30年11月に工事が完了しました。

橋脚間の長さは297メートルとアーチ橋としては東日本最大の大きさ。平成29年3月には2700トンの橋げたを大型のクレーンで吊り上げ、橋脚に載せるダイナミックな作業が行われました。この様子はNHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」でも取り上げられたほど。それから約2年を経て開通となります。



気仙沼大島大橋は片側1車線の道路で歩道もついており、徒歩でも渡ることが可能です。橋が架けられた場所は、大島と本土側の鶴が浦に挟まれた大島瀬戸と呼ばれる場所。ここは気仙沼のなかでも特に風光明媚な場所で、遊覧船のクルーズから見られる絶景はたいへんな人気でした。開通後はこの大島瀬戸を上から望めます。初夏の爽やかな潮風を受けながら、徒歩や自転車で橋をゆっくりと渡ってみるのもいいかもしれませんね。

気仙沼大島大橋へは、気仙沼市中心部から鹿折地区を通り、浪板橋を渡り大浦方面へと右折します。今回は大島大橋への道路も整備され、4月7日にはその道路も一部をのぞき開通します。
⇒大島大橋開通後の気仙沼大島へのアクセスはこちらで案内しています。

そして、残念なお知らせもあります。

この気仙沼大島大橋の開通にともない気仙沼大島への定期航路が終了します。終了の日は同じく4月7日(予定)。これまで100年以上にわたり気仙沼本土と気仙沼大島を結ぶ交通手段であった大島への定期航路が無くなることとなります。
エースポート(当時)から浦の浜までかっぱえびせんを手に渡った思い出は多くの人の心に残っていることでしょうが、定期航路でこの体験ができるのも残念ながらあと少し。
フェリーで渡ることができる残り少ない期間、思い出に会いにもう一度大島を訪れませんか?
きっと新しい出会いがあなたを待っていることでしょう。

気仙沼大島大橋の情報はわかり次第またこちらでお伝えしますね。引き続きチェックをよろしくお願いします。