
フカヒレの産地として有名な気仙沼。古くは江戸時代末期頃からフカヒレやサメ肉の加工が行われていたという。早朝の魚市場では見学者デッキから水揚げされるサメの様子が見学できる。海の市にあるシャークミュージアムは、気仙沼と深いつながりをもつ「サメ」をテーマにした体験型展示施設。もちろん気仙沼に来たからにはぜひフカヒレを食べていきたい。気仙沼の寿司職人たちが共同でつくった「気仙沼ふかひれ丼」は、特大のフカヒレを天日干しにした黄金色に輝く産地ならではの一品だ。
コース内容
(1) 気仙沼市魚市場
↓ 徒歩すぐ
(2) 気仙沼 海の市・シャークミュージアム
↓ 車で約5~20分(店舗による)
(3) 気仙沼ふかひれ丼(昼食)
↓ 車で約5~20分(商店街による)
(4) 商店街でお買い物
(1) 気仙沼市魚市場
気仙沼港のサメの水揚げは、日本の約80パーセントとも、90パーセントともいわれる。その理由は、近海マグロの延縄漁業が盛んであり、そのマグロとサメが混獲されるからである。水揚げされるサメのうちヨシキリザメが全体の約80パーセント、ネズミザメ(モウカザメ)が約15パーセントでほとんどを占める。
見頃は札入れが行われる朝6:00~8:00の間。
※魚市場の休場日や漁の状況によって、船の入港が日もある。翌日の入港情報は前日の夕方に魚市場のホームページで事前に確認してからでかけたい。
※主な魚の水揚げ時期カツオ(6月~11月頃)、サンマ(9月~12月頃)、マグロ類(通年)、メカジキ(通年)、サメ(通年)など。
- 所要時間
- 60分
- 所在地
- 宮城県気仙沼市魚市場前8-25
- 休場情報
- http://www.kesennuma-gyokyou.or.jp/index.html
- 入船情報
- http://www.kesennuma-gyokyou.or.jp/html/nyusen.html
- 駐車場
- 280台
- お問い合わせ先
- 0226-22-4560(気仙沼観光コンベンション協会)
(2) 海の市・シャークミュージアム
気仙沼市魚市場に隣接した三陸の海の幸が出そろう観光物産施設「気仙沼 海の市」。平成26年に全面再開。1階には、気仙沼港で水揚げされる魚介類やそれらを使った水産加工品などが並ぶ商店や飲食店、2階には観光サービスセンターや日本で唯一のサメのミュージアム「シャークミュージアム」がある。常時スタッフのいる観光サービスセンターでは、市内の見どころ情報や食べ歩き、宿泊情報などが得られるほか、シャークミュージアムでは、サメの実物模型やサメの不思議な生態などを分かりやすく解説した展示などがあり、サメの水揚げ日本一を誇る気仙沼ならではの驚きと魅力があふれる内容となっている。また、同ミュージアム内の「復興シアター」では、15分ほどの映像で、市民の目から見た震災と復興、そして未来への歩みを紹介している。
- 所要時間
- 60分
- 所在地
- 宮城県気仙沼市魚市場前7-13
- 営業時間
- 海の市 8:00〜17:00 / シャークミュージアム 9:00〜17:00
- 定休日
- 不定休
- 駐車場
- 普通車 112台/大型 8台 ※大型バスを8台止めた場合は普通車88台
- お問い合わせ先
- 0226-24-5755(気仙沼産業センター/シャークミュージアム)
- HP
- http://www.uminoichi.com/
(3) 気仙沼ふかひれ丼 昼食
気仙沼市内13店舗で提供している「気仙沼ふかひれ丼」。
カツオとコンブの和風だしで味付けされた約150gのフカヒレの姿煮は、酢飯と抜群の相性。
冬期に天日干しされた黄金色のフカヒレは産地でしか味わえない一品だ。
- 所要時間
- 60分
- 所在地
- 店舗による
- 提供店一覧
- http://pc.kesennuma-kankomap.jp/topics/detail/4157
- お問い合わせ
- 0226-22-4560(気仙沼観光コンベンション協会)
(4) 商店街でお買い物
市内のお店ならどこでも入手しやすいフカヒレ商品はお土産でも定番だ。ふかひれスープやサメ革の加工品など、多数のお土産物が揃っている。
- 所在地
- 各商店街による
- お問い合わせ
- 0226-22-4560(気仙沼観光コンベンション協会)
最新の情報については各問い合わせ先にお問い合わせください。