
気仙沼は海のまち。
とはいえ、漁師さんではないわたしたちが船に乗って海に出る機会はそう多くはありません。
気仙沼には東北地方最大の有人島・大島があり、そこへの行き来は現在もフェリー航路を利用します。観光客の足となり、大島に住む人にとっては通勤・通学の大切な交通手段です。
フェリー運航会社の大島汽船による、期間限定の遊覧船が今年も運航予定です!
昨年も観光客や帰省客、地元の人に大人気だったんですよ。
気仙沼側のフェリー乗り場を出発し、約50分間のクルーズです。
見どころを少しだけご紹介しましょう。
乗り場を離れた遊覧船は、おだやかな気仙沼湾を進みます。
最初の見どころは、船から眺める陸側の景色。魚市場や安波山、係留されている大きな船…
運が良ければ、旬なお魚をたくさん獲ってきた漁船が気仙沼魚市場に入港するところが見られるかもしれません。
あ!佐賀明神丸だ!おいしいカツオの水揚げ、楽しみですね。
見どころその2。気仙沼大島大橋です。
本州と気仙沼大島を結ぶ橋として,平成30年度中の完成をめざし工事が進められている気仙沼大島大橋。鶴亀大橋の愛称でよばれるこの橋は,全国でも珍しい大型のアーチ橋です。
平成29年3月には大型のクレーン船により架橋の設置工事が進められ,中央部2700トンの橋げたを大型クレーンで吊り下げ,湾内を移動し設置作業が行われました。
現在では気仙沼湾の新たなランドマークとして,市内のいたるところから望めます。建設中のアーチ橋を見られるのは今だけ!
このクルーズでは、真下をくぐることができるんですよ!
大きすぎてカメラに収まりません。。。
見どころその3。ウミネコ、ときどき、カモメ。
遊覧船をウミネコの大群が追いかけてきてくれます。彼らは、えさをもらえることを知っているのです!
近い!こわい!(指をかじられました) でも楽しい!
スナック菓子(か○ぱえびせん)を持って、チャレンジしてみてください。
ちなみに、ウミネコとカモメの見分け方、ご存じですか?
(わからない方は、こちらのコラムをごらんください!)
ウミネコとカモメの見分け方から、震災の時のお話、大島汽船の取り組みなど、フェリーの中ではいろんなお話が聞けます。
まさに「海上の語り部」さんです!
子供から大人まで、幅広い年代の方が楽しめる遊覧船。
当日でも気軽に参加できますよ。
- 運行日
- 4/28(土)-30(月)
5/1(火)-6日(日)
8/4(土)-5(日)、11(土)-15(水) - 出航時間
- ①9:30発 ②11:00発 ③13:30発 ④15:00発
所要時間 約50分 - 出航場所
- 大島フェリー発着所(気仙沼市南町海岸1-15)
- 料金
- 大人1,500円 小人750円
- お問い合わせ
- 大島汽船株式会社 (TEL 0226-23-3315)
- HP
- http://oshimakisen.com/
- ※天候等により、コースが変更になる場合があります。
最新の情報については各問い合わせ先にお問い合わせください。