~東日本大震災から8年~

震災を学ぶ・震災から学ぶモデルコース

おすすめ 2019/02/23

毎年この時期が近づくにつれ、心がざわついてきます。
東日本大震災から8年。
あの時は未来の街の様子など想像も出来ませんでした。

「2011年3月11日」と聞いて「東日本大震災」と連想できる人はどれだけいるのでしょうか。

東日本大震災の年に生まれた子供は8歳になります。
子供の成長と同じくらいの速さ、いや、それより速いスピードで震災の記憶の風化が進んでいます。
多くの大切な人やものを一瞬にして失った悲しみはこの街に住む私たちは忘れることができません。
「これからどうすればいいんだ・・・」絶望という名の暗闇にいた私たちを助けてくれた多くの方のことを私たちは忘れません。
多くの皆さんに私たちができること・・・。
それは、「伝える」こと。

あれから8年、復興はまだ道半ばではありますが多くの方々のご支援をいただきながら、ここまできました。皆様からエネルギーをいただいてこの街に住む人達も前に進んでいます。

今回は、この時期に気仙沼市を訪れるお客様にぜひお立ち寄りいただきたい、リアス・アーク美術館と気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館の2つの施設をご紹介します。

1.リアス・アーク美術館

 

常設展示「東日本大震災の記録と津波の災害史」(許可を得て撮影しています)

ここには、東日本大震災発生直後より学芸員の方々が記録・調査のために撮影した写真が203点、被災物が155点が収められており、震災直後の街の様子を広く見ることができる唯一の場所です。

当地域を襲った過去の津波に関する資料など137点も展示されており、過去の津波被害や「過去に津波があった地域はまた津波がやってくる」という学び。別展示室では三陸沿岸地域の歴史や文化、人々の暮らしについても知ることができます。

問い合わせ
TEL 0226-24-1611
FAX 0226-24-1448
所在地
気仙沼市赤岩牧沢138-5
営業時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日
毎週月・火曜日/祝日の翌日(土・日・祝日を除く)
観覧料
常設展 一般500(400)円/大学・専門学生400(300)円
高校生300(200)円/小・中学生150(100)円
※()内は20名以上の団体料金となります。
企画展
展覧会ごとに設定(展覧会情報をご覧ください)
2.気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館


ここは、震災前は宮城県立気仙沼向洋高校の校舎として使われていました。
地震発生時、1、2年生約170名が部活動等で校内にいましたが、教職員の誘導により校内にいた生徒は全員無事避難できました。また、学校関係者や工事関係者、付近にお住まいの方など51名も北校舎の屋上に避難し助かっています。

気仙沼市ではこの校舎に伝承館を併設し、東日本大震災を伝える施設として一般公開することを決定しました。

2019年3月10日、「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」がオープンいたします。
映像や写真展示から当時の様子を知るだけでなく、実際に被害に遭った建物内を見学することでよりリアルに震災と津波の傷跡を感じることができます。

 

この施設は先ほどご紹介した「リアス・アーク美術館」とはまた違ったものとなっています。

誤解を恐れずに言えば「リアス・アーク美術館」は〝知る〟施設、「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」は〝感じる〟施設といったところでしょうか。
それぞれの施設にそれぞれの学びがあります。

問い合わせ
TEL 0226-28-9671
FAX 0226-28-9675
所在地
宮城県気仙沼市波路上瀬向9-1
営業時間
9:30~17:00 (4月~9月)
9:30~16:00 (10月~3月)
※入館は閉館時間の1時間前まで
休館日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)
祝日の翌日(土日、GW期間を除く)
※毎月11日は曜日・祝日に限らず特別開館日となります。
観覧料
一般 600(500)円/高校生 400(300)円
小・中学生 300(200)円
※()内は30名以上の団体料金となります。要予約。
HP
公式ホームページ http://www.kesennuma-memorial.jp/

FAX 0226-28-9675

以上、気仙沼市にお越しの際はぜひ訪れてほしい施設を2つご紹介させていただきました。

気仙沼市にお越しの際には、食・景観など色々とお楽しみいただくのはもちろんですが、
震災を知り、災害への備えについて考えていただくとともに震災で犠牲になられた方を想うご家族の方々の心に寄り添い、祈りを捧げていただければと思います。