
気仙沼といえばフカヒレが有名だが、実は生鮮カツオの水揚げが21年連続で日本一でもある。6月~11月のカツオ漁のシーズンを迎えた気仙沼港はカツオの水揚げで活気づく。魚市場2階からは水揚げされるカツオの臨場感あふれる様子が見学できる。一通りカツオの水揚げ風景を楽しんだあとには、ぜひ新鮮なカツオのお刺身を食べたいところ。5月下旬~6月上旬に水揚げされる初ガツオはさっぱりとした味わいが特徴。秋に北海道沖から三陸沖へと南下するカツオは「戻りガツオ」と呼ばれ、脂ののりが最高だ。
コース内容
(1) 気仙沼市魚市場 見学デッキ
↓ 徒歩すぐ
(2) 気仙沼市魚市場 屋上
↓ 徒歩すぐ
(3) 気仙沼 海の市
↓ 徒歩すぐ
(4) 港町岸壁
(1) 気仙沼市魚市場 見学デッキ
カツオのシーズンを迎えた魚市場は、朝昼を問わずカツオ船が入港する度に魚市場では仲買人やカツオを包装する箱屋や氷屋たちが走り回っている。中でも見どころは、関係者の息の合った連携プレー。船から水揚げされたカツオが次々とケースに分けられ、氷とともに箱詰めされていく様はまるで競技のようだ。
通常、見頃は札入れが行われる朝6:00~8:00の間だが、カツオに限り昼以降でも入船があれば、水揚げが行われる。
※魚市場の休場日や漁の状況によって、船の入港が日もある。翌日の入港情報は前日の夕方に魚市場のホームページで事前に確認してからでかけたい。
※主な魚の水揚げ時期カツオ(6月~11月頃)、サンマ(9月~12月頃)、マグロ類(通年)、メカジキ(通年)、サメ(通年)など。
- 所要時間
- 60分
- 所在地
- 宮城県気仙沼市魚市場前8-25
- 入船情報
- http://www.kesennuma-gyokyou.or.jp/html/nyusen.html
- 休場情報
- http://www.kesennuma-gyokyou.or.jp/index.html
- 駐車場
- 280台
- お問い合わせ先
- 0226-22-4560(気仙沼観光コンベンション協会)
(2) 気仙沼市魚市場 屋上
屋上からは気仙沼の顔ともいえる内湾が一望でき、岸壁に停泊している大小様々な漁船が並ぶ光景が壮観だ。
カツオのシーズン中は、宮崎県、高知県、三重県等に船籍のあるカツオ船が気仙沼を基地に操業を行う。
(3) 気仙沼 海の市
気仙沼市魚市場に隣接した三陸の海の幸が出そろう観光物産施設「気仙沼 海の市」。平成26年に全面再開。1階には、気仙沼港で水揚げされる魚介類やそれらを使った水産加工品などが並ぶ商店や飲食店、2階には観光サービスセンターや日本で唯一のサメのミュージアム「シャークミュージアム」がある。常時スタッフのいる観光サービスセンターでは、市内の見どころ情報や食べ歩き、宿泊情報などが得られるほか、シャークミュージアムでは、サメの実物模型やサメの不思議な生態などを分かりやすく解説した展示などがあり、サメの水揚げ日本一を誇る気仙沼ならではの驚きと魅力があふれる内容となっている。また、同ミュージアム内の「復興シアター」では、15分ほどの映像で、市民の目から見た震災と復興、そして未来への歩みを紹介している。
- 所要時間
- 60分
- 所在地
- 宮城県気仙沼市魚市場前7-13
- 営業時間
- 海の市 8:00〜17:00 / シャークミュージアム 9:00〜17:00
- 定休日
- 不定休
- 駐車場
- 普通車 112台/大型 8台 ※大型バスを8台止めた場合は普通車88台
- お問い合わせ
- 0226-24-5755(気仙沼産業センター/シャークミュージアム)
- HP
- http://www.uminoichi.com/
(4) 港町岸壁
岸壁には気仙沼を目指して全国から集まる大小さまざまな漁船が係留されている。狙う魚や漁法によって船の形は異なるため,その違いを見ながら歩くのも楽しい。多種多様な魚が水揚げされるこの街ならではの光景を,潮風を感じながら歩いてみよう。
最新の情報については各問い合わせ先にお問い合わせください。